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『FUNNY BUNNY』完成披露上映会

2021-04-01 更新

中川大志、関めぐみ、飯塚 健監督

大綱引の恋funnybunny 配給:「FUNNY BUNNY」製作委員会
4/29(木・祝)より、映画館&auスマートパスプレミアムにて同時ロードショー
©2021「FUNNY BUNNY」製作委員会

 映画『FUNNY BUNNY』の完成披露上映会が都内で行われ、主演の中川大志と共演者の関めぐみ、メガホンをとった飯塚 健監督が舞台挨拶に出席してトークセッションを行った。


 本作は、映画『虹色デイズ』『ステップ』などの飯塚監督が映画化した先が読めない新感覚のミステリー。自殺願望がある人を見抜く能力を持つ自称・小説家の剣持 聡(中川)が奇想天外な騒動を繰り広げるさまが描かれる。2012年に上演された飯塚監督のオリジナル戯曲で、飯塚監督の手によって小説化もされている。コロナ禍の中、撮影は今年の1月と2月、短期間で行われた。

 主演の中川は客席を見渡し、「上映される今日が待ち遠しかった……」としみじみ。関も同調。飯塚監督も「皆さんの前でこうしてしゃべって、観ていただけるのが嬉しい。砕け散らない程度に楽しんでください」と上映に感無量な様子。


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 剣持役を務めた中川は撮影を振り返り、「飯塚監督とは高1の頃に出会い、『FUNNY BUNNY』の小説をいただいた。いつか映画化できるといいねと言われていたけれど、まさか自分が演じることになるなんて……」と感激しきり。


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 飯塚監督は「昨年11月に企画が立ち上がって、2ヵ月後にクランクイン。ふつう半年は準備するものなんですが……」と撮影の強行スケジュールを明かし、「コロナ禍の今だからこそ伝えたいメッセージがあると、完成した今だから言える」と熱く語った。


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 服部茜役を務めた関は「小説のファンだったので、嬉しかった」とオファー時の喜びを素直に語った。


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 中川は役作りについて聞かれると、「僕の役は、(岡山天音が演じている)漆原 聡だと思っていたけれど、監督に『せっかくやるなら、剣持役をやってみたら?』と言われたんです。剣持役を体現するのには、大きなプレッシャーがあったけれど、好きな役だからこそ演じることが出来たと思う」と演じた剣持役に自信たっぷりの様子。


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 そんな中川を関は「現場ではいつも明るくて、『よし行くぞ!』と気合たっぷり。頼りになりました。ついていこうと思わせてくれました」と称賛。飯塚監督は「大志って円陣を組むの、好きだよな(笑)」とにっこり。昼夜逆転のハードなスケジュールの中、中川の明るさをたたえていた。

 また、映画の内容にちなんで「なんとしてでも手に入れたいものは?」との質問を振られると、中川は「身長があと1センチほしい。あと1センチあると、180センチになるんです。プロフィールに180センチって書きたいじゃないですか(笑)」と1センチを熱望していた。


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 最後に中川は客席に向かって、「映画の完成を報告できて、嬉しいです。いろいろなことを剣持に言わせています。いろいろなメッセージがいっぱい伝わる映画になっています」と心を込めてメッセージを送った。

 映画『FUNNY BUNNY』は4月29日(木・祝)より公開 auスマートパスプレミアムでも同時配信


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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