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『幕が下りたら会いましょう』
製作発表会

2021-03-16 更新

松井玲奈、筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美、前田聖来監督
※全員リモート参加

幕が下りたら会いましょうmakuori 配給:SPOTTED PRODUCTIONS
2021年11月新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
©avex entertainment Inc

 映画単独初主演となる松井玲奈ほか、筧美和子、しゅはまはるみらが出演する、映画『幕が下りたら会いましょう』の製作発表会が神田明神 明神会館にて実施された。主演を務めた松井玲奈をはじめ、筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美に加え、本作の監督を務めた前田聖来監督らが登壇。開花宣言に合わせて、桜の木が飾られたステージに華やかな女性陣が集まった。


 本作は、松井玲奈演じる麻奈美と筧美和子が演じる尚の姉妹が、現代社会の抱える問題に直面しながら、不器用にもまっすぐ生きる女性を描く心揺さぶるエンタテインメント作品。

 本作の主人公と同じく、今年30歳になるという松井玲奈は「年齢を気にはしていなかったんですが、節目になる年に作品のメインに呼んでいただけてありがたいなと思いました」。また、初共演だったという筧について「今もずっと可愛いなって思って、今日もドキドキしています。撮影中は一緒に、姉妹に見えたらいいなと思ってずっと尚のことを考えていました」。


makuori

 松井について筧は「とても多才で聡明な方だなと思っていたので、共演するのを楽しみにしていました。松井さんが役に入られていたので、自然に妹役を演じられました」と初共演ながら息の合った演技ができたと話した。


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 役柄についてしゅはまは、現場でもリモートでもたくさん監督とお話させていただきました。(自身が演じた)京子は毒親に近い感じかなと思いましたが、愛情表現が少し下手なだけで本当は愛情がある。そういったキャラクターが、少し自分の母と重なる部分がありました。私自身年を重ねても全然大人になった実感がなくて、私の母も同じなのかなと思い、そういったところも役柄へイメージして演じました」とコメント。日高は「現場の空気を大切にして演じました。控室に戻ってきたときに松井さんが隣にすっと座って本を読み始めた光景が、麻奈美だなって感じたのが印象的です」と話し、松井がキャラクターと重なりびっくりしたと撮影中のエピソードを明かした。

 また、松井は「前田監督も若手監督として同年代の方なので、お互い成長していきながら一緒にお仕事出来たことが嬉しいなと思います」と、前田監督との息の合った撮影を振り返った。

 作品について監督は「日々のことで心が追い付かなかったり、だんだん何かが欠けて行って麻痺してしまうことがある。もやもやしている原因が分からなくて、あるときパッと開けるような感覚がこの作品でも少し感じていただけるかもしれません。主人公の麻奈美はとてもリアルで美化されていない、そういったところにも注目してほしい」と話し、松井は「この作品は家族がテーマになっていて、一人ひとりの絆を丁寧に描いています。登場人物の誰かにはきっと共感していただけるのかなと思います。また、筧さんがダンスを踊るシーンがあるんですが、私は直接見られなくて。スタッフの方がすごく素敵だったって話していたので、私も劇場で早く観てみたいなと思っています(笑)」と、妹役の筧の演技もアピールした。


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 開花宣言にちなんで今年開花させたいことを聞かれた、江野沢は「演技もですが、グラビア撮影も頑張っていきたい。筧さんの健康美にすごく憧れていて」と話すと筧は「嬉しい!」と笑顔を弾ませた。また、しゅはまは「もうすぐYouTubeやるんです! TOEIC800点を目指して英語を頑張っているところを紹介させていただく予定です。まもなく始まるのでぜひ見ていただきたいです」とPR。松井は「内面的な美しさを磨いていきたいと思っています。ゲーム中についつい発してしまう暴言も美しい言葉に変えていきたい(笑)」と、大人の女性を磨いていくことを宣言した。

 最後に松井から「今は会いたい人にも会えない時間が続いていますが、いろいろな方法で想いは伝えることが出来るかと思います。この映画が誰かに今何かを伝えるきっかけになれば嬉しいです」と、本作をPRした。



(オフィシャル素材提供)



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