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『藁にもすがる獣たち』
原作者絶賛コメント、ポスター、予告編、場面写真一挙解禁!

2020-12-05 更新

藁にもすがる獣たちwarasuga
Copyright © 2020 MegaboxJoongAng PLUS M & B.A. ENTERTAINMENT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
© 曽根圭介/講談社
配給:クロックワークス

 日本の犯罪小説を韓国最強のスタッフ&キャスト陣で映画化した、『藁にもすがる獣たち』が2021年2月19日(金)より待望の日本公開が決定した。

 原作は曽根圭介による犯罪小説「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)。金に取り憑かれ、欲望をむき出しにした人々が激しくぶつかり合うさまを描いた本作を、マ・ドンソク主演で日本でも好評を博した『犯罪都市』『悪人伝』の製作陣が韓国映画界を代表する豪華キャストにより映画化!

 自らの過去を清算しようとする女に『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ映画祭主演女優賞に輝く“カンヌの女王”チョン・ドヨン、恋人が残した借金に苦しむ男に『アシュラ』『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン、大金の入ったバッグを拾った男を『スウィンダラーズ』のペ・ソンウが演じるほか、『王宮の夜鬼』のチョン・マンシク、『MASTER/マスター』のチン・ギョン、『コンフィデンシャル/共助』のシン・ヒョンビン、『感染家族』のチョン・ガラム、さらに『ハウスメイド』で国内の賞を総なめにし、A24が手掛ける最新作『MINARI(原題)』でハリウッド・デビューを果たした国民的女優ユン・ヨジョンらが集結。

 大金を巡って二転三転する予測不能の展開が観客を魅了し、本国では興行収入ランキング初登場第1位を記録! ここに新たなクライム・サスペンスの傑作が誕生した!

 そして、この度お待ちかねの日本版ポスター、予告編、場面写真が一挙解禁となった。ポスターは、韓国版のクールで冷たいイメージとは裏腹に、真っ赤な背景に物語のキーとなる大金の入ったバッグが正面を陣取り、全ての人を狂わせる大金が宙を舞い、『藁にもすがる獣たち』とまさに彼らを表現するタイトルが入った力強いポスターとなった。

 予告編は、恋人の借金を抱えた男、過去を清算しようとする女、事業に失敗した男、借金のために体を売る女、などそれぞれ訳ありの登場人物たちが大金を前に、それぞれを陥れようとするさまがテンポ良く描かれ、殺人、放火、色仕掛け、強盗、などあらゆる手段を駆使して徐々に強欲な獣と化していく刺激的な予告編となった。果たして最後に笑うのは誰なのか!?



原作者・曽根圭介氏 コメント

 韓国映画、特にノワール作品のファンなので、拙作「藁にもすがる獣たち」の映画化オファーをいただいたときは天にも昇る心地でした。以来、完成を楽しみにしていましたが、一方で、過度の期待は禁物だと自分を戒めてもいました。なぜなら、拙作には小説ならではの仕掛けがあるため、実写化するにあたって大幅に改変されてしまうだろうと覚悟していたからです。しかし、脚本も手がけられたキム・ヨンフン監督は、その問題を巧みな手法で解決し、原作の構成を生かしつつ、本作をすばらしい娯楽作品に仕立てあげました。お見事です。恐れ入りました。
 そして豪華なキャスト。いずれもキャラの立った名演・怪演で、私の脳内にあった作中人物のイメージは、もはやことごとく彼らの顔に切り替わっています。
 実をいうと、私は今、本作を手本にして原作を書き直したいと、半ば本気で思っています。
                       曽根圭介



(オフィシャル素材提供)



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