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『ネクタイを締めた百姓一揆』
初日舞台挨拶

2020-11-08 更新

菅原 修、菅原季咲良(録音)、河野ジベ太監督

ネクタイを締めた百姓一揆shinhana 配給:アルミード
アップリンク渋谷にて公開中

 「請願駅」とは、地方自治体・地元住民・新駅周辺企業等の要望により開設された鉄道駅のこと。実在する岩手県の新幹線請願駅「新花巻駅」の設置を巡る14年間の物語『ネクタイを締めた百姓一揆』。

 1971年(昭和46年)10月に日本国有鉄道(国鉄)が発表した東北新幹線基本工事計画には設置予定として名前のなかった「新花巻駅」が、市民運動の末、1985年(昭和60年)3月に開業するまでの奇跡の逆転劇を、労働組合の隆盛から国鉄分割民営化へとつながる時代を背景に描いた群像劇。

 新幹線のみならず、昭和の物的インフラ整備に懸けられた想い。そこには様々な人々・地域の思惑があり、それが地域を支えてきた。「駅」言わば「街作り」に全力を尽くした人たちの、実話に基づいた青春物語。昭和の時代に決定事項を覆した「不屈の精神」は、令和の時代を生きる私たちの勇気の源になるにちがいない。

 地元・岩手県の5つの映画館での先行上映を経て、11月6日(金)にアップリンク渋谷にて公開され、初日舞台挨拶に、菅原 修(国会議員ミツヅカ役)、菅原季咲良(録音)、河野ジベ太監督が登壇し、本作の見どころを語った。


 東京での初日を迎え、河野ジベ太監督は、「この作品は立ち上げ当初から東京公開が目標でした。多くの人に支えられてこの日を迎えることができてよかったなと思っています。最後まで頑張ってくれたスタッフに今日の初日を捧げさせて下さい」と感無量の様子。

 国会議員ミツヅカ役の菅原 修は、この大巨編の内、「最後のほうの重要なシーンで登場しますので、見逃さないようお願いします!」と話し、録音の菅原季咲良は、「本作は全編を通して非常に熱量の高い映画となっておりますが、それは撮影現場でもヘッドフォンを通して感じながら録音を担当しておりました。スクリーン、音響設備越しに伝わることを楽しみにしておりますので、ぜひ録音部の活躍もご期待ください!」と話した。



(オフィシャル素材提供)



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