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渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by『とんかつDJアゲ太郎』

2020-10-07 更新

北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤 諒、浅香航大、栗原 類、DJ KOO、ブラザートム

とんかつDJアゲ太郎tonkatsudj 配給:ワーナー・ブラザース映画
10月30日全国ロードショー
© 2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会

 映画『とんかつDJアゲ太郎』のイベント「渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by『とんかつDJアゲ太郎』」が都内で行われ、北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤 諒、浅香航大、栗原 類、DJ KOO、ブラザートムが出席した。


 本作は、「少年ジャンプ+」で連載されたイーピャオ・小山ゆうじろう原作の伝説的ギャグ漫画を実写映画化。家業がとんかつ屋の主人公がクラブカルチャーに魅了され、一人前のとんかつ屋とDJを目指す姿が描かれる。勢いと勘違いが持ち前のお調子者・アゲ太郎役に北村匠海、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子役に山本舞香、アゲ太郎のライバル・気鋭の大人気DJ屋敷蔵人役に伊藤健太郎、アゲ太郎のDJの師匠・DJオイリー役に伊勢谷友介、他の共演者には加藤 諒、浅香航大、栗原 類、前原 滉、池間夏海、片岡礼子、ブラザートムら個性派が名を連ねている。メガホンを取ったのは、『チワワちゃん』などの二宮 健監督。

 イベントは、本人役で本作に映画初出演のDJ KOOのDJプレイ「あげてくぜ~!」の掛け声で幕を開けた。コメディー初挑戦となる主演の北村はからし色のスーツ姿で登場。北村は「たまたまからし色のスーツでしたが、とんかつにもキャベツにも合いますね」と笑顔でアピール。


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 山本は「北村さんは、カメラが回る前に変顔を練習しているのを見ちゃって……(笑)。顔をほぐしてから現場に入る姿に一所懸命だなぁ~と思いました」と話す。続けて、「でも、あの時、ちょっとわがままボディ(デブ)だったよね……」と顔をしかめる。


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 北村は、「当時はぽっちゃりどころか、デブすぎるデブでした(笑)。その頃は何も気にせず飲み食いしていたものだから、今より8kg以上太っていました」とビックリ発言。

 そんな北村に山本は「でも体操服で走るシーンとか、太ももとかムッチムチで、くっつきそうで、アゲ太郎って感じで、かわいくてしょうがなかった!」と笑顔で報告した。


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 北村は、「タンクトップでパンツも短くて、ほぼ裸なんです。そんな姿で渋谷を走りまわっていました。最初は恥ずかしかったんですが、演じる上で気合いを入れないといけないので、すべてを捨てて走り回ってました」と苦労を語った。


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 北村と伊藤はドラマ(「仰げば尊し」2016年)での共演がきっかけで、プライベートでも仲が良いという。今回10年ぶりとなる共演について、伊藤は「お互いプライベートで会う時間のほうが多かったので、いま横に並べていることが感慨深いし嬉しい」と語る。


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 劇中での2人の印象的なシーンについて、北村は「2人でずっとニヤニヤしてましたね。本当に気持ちがアガって熱かった!」と語る。

 伊藤も「(10年前は(2人で『売れような!』って言いながらバスに乗って帰ったりしていたので、あのシーンを撮っていた時はいろいろな感情が交錯していました。あのシーンは俺ら2人とも素になってたところがありました」とコメント。

 当時と変わった?という質問に北村と一緒に伊藤は、「いい意味でお互い何も変わっていない!」とコメント。劇中、2人のDJ対決シーンも見どころとなっている。加藤、浅香、栗原は、アゲ太郎の幼なじみ、三代目道玄坂ブラザーズ役を務め、本作を盛り上げている。

 イベント終盤には、“いい肉”にかけ、総勢129人の一般参加者とリモートで繋いでキャスト陣と一緒に一斉にとんかつを試食するという一幕も見られた。

 最後に北村は、「音楽と笑い、人間の成長が描かれています。ぜひ劇場で体感してほしい!」と作品を強くアピールした。


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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