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『キーパー ある兵士の奇跡』
ハリポタOBがこの秋スクリーンに結集!

2020-09-02 更新

キーパー ある兵士の奇跡keeper
© 2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann
配給:松竹

 2019年にドイツのバイエルン映画祭で最優秀作品賞に輝き、世界各国の映画祭で数々の観客賞を贈られた『キーパー ある兵士の奇跡』が10月23日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開となる。

 第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの収容所に送り込まれたナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となり、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという驚くべき実話から生まれた物語。トラウトマンには『愛を読むひと』のデヴィッド・クロス、彼の妻のマーガレットには『サンシャイン/歌声が響く街』のフレイア・メーバー。脇を固めるキャストには『天使の分け前』のジョン・ヘンショウ、『ハリー・ポッター』シリーズのハリー・メリング、『リトル・ダンサー』のゲイリー・ルイスと、英国屈指の実力派俳優が揃った。監督は、ドイツ国内で数々の賞を受賞してきたマルクス・H・ローゼンミュラー。いくつもの逆境に立たされながらも、唯一自分にできる〈素晴らしいプレー〉を貫くことで、人々に勇気を与え続けたトラウトマン。どんな悲しみも憎しみも、自らが選んだ生き方で愛に変えることができると教えてくれる感動の実話がこの秋、いよいよ日本で公開される。

 8月31日に惜しまれながらも閉園となった練馬区の遊園地「としまえん」。その跡地には映画ハリー・ポッターの世界観を反映したテーマパーク「スタジオツアー東京」が2023年前半にオープンすると報じられ、ロンドンに次いで2ヵ所目の開設となり、大きな話題となった。6月に公開された『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』では、『ハリー・ポッター』のハーマイオニー・グレンジャー役でお馴染み、エマ・ワトソンが4姉妹の長女メグを演じ、また『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に出演、イケメンでハリーの恋敵であるセドリック・ディゴリーを演じたロバート・パティンソンが、『ザ・バットマン(原題)』のバッドマン役に抜擢されるなど、改めてハリポタ・キャストに注目が集まっている。

 昨日9月1日は、ホグワーツ魔法魔術学校の新学期が始まる日として、ファンの間では知られている記念日! 世界中で愛されるハリポタのキャストたちの活躍を、これから公開の映画3作品をピックアップして紹介したい。


『キーパーある兵士の奇跡』(10/23公開)ハリー・メリング

 『ハリーポッター』シリーズで、主人公ハリーの養子先のダーズリー家の長男で、彼を執拗にいじめるぽっちゃりボディが印象的なダドリーを演じたハリー・メリング。その後の出演作には、ブラッド・ピット率いるPLAN Bプロデュース、トム・ホランド、ロバート・パティンソンら豪華キャストと共演の『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(16)や、コーエン兄弟監督・脚本のNetflix「バスターのバラード」(18)、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『エジソンズ・ゲーム』(17)、そして現在Netflixで配信中、シャーリーズ・セロンが主演「オールド・ガード」と、巨匠や豪華俳優とコラボが続いている。
 本作ではイギリスの収容所で、ナチス兵やトラウトマンにきつくあたるスマイス軍曹を演じ、いじめっ子ダドリーとはまた違った、冷徹な態度でトラウトマンたちを精神的に追い詰める姿は必見だ。


『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』((9/18公開)ダニエル・ラドクリフ

 シリーズの主人公、ハリー・ポッター役で一躍世界中にその名を知らしめたダニエル・ラドクリフ。シリーズ出演のその後は、『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(12)、デイン・デハーンと共演『キル・ユア・ダーリン』(13)、ジェームズ・マガヴォイと共演『ヴィクター・フランケンシュタイン』(14)、ジェシー・アイゼンバーグら豪華キャストと共演を果たした『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(15)など。ほか『ホーンズ 容疑者と告白の角』(13)のツノを生やした青年、『スイス・アーミー・マン』(16)の死体役、『アンダーカバー』(16)でのスキンヘッド姿でネオナチ組織に潜入した実在のFBI捜査官を演じるなど、その幅広く多彩な演技力は注目を集め、映画ファンを驚かす!
 本作では白人でありながら反アパルトヘイト組織「アフリカ民族会議」の隠密作戦をおこなった罪で投獄された南アフリカ人のティム・ジェンキン役を演じる。実在の政治脱獄犯という難しいキャラクターに挑み、さらなる新境地を開く。


『オフィシャル・シークレット』((公開中)レイフ・ファインズ

 「名前を言ってはいけないあの人」こと、最恐の闇の魔法使い、ヴォルデモート卿を『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)以降、最終章まで演じたレイフ・ファインズ。これまで、BAFTA賞最優秀助演男優賞した『シンドラーのリスト』(93)、アカデミー賞®主演男優賞ノミネート『イングリッシュ・ペイシェント』(96)をはじめ、BAFTA賞ノミネート『ことの終わり』(99)と『ナイロビの蜂』(05)、『愛を読むひと』(08)、『ハート・ロッカー』(08)、『007 スカイフォール』(12)、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞ノミネート『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、『007 スペクター』(15)などの数々の名作に出演し、多くのノミネートや受賞を果たしている。さらには俳優だけでなく、監督としても活躍。主演もつとめた『英雄の証明』(11)、自身もプーシキン役でも出演した『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』(18)などで評価を得ている。
 本作ではイラクを攻撃するための違法な工作活動をリークしたキャサリンを救うべく、政府を相手に戦争の不法性を問う人権派弁護士のベン・エマーソンを演じる。



(オフィシャル素材提供)



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