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『君が世界のはじまり』
公開記念オンライン舞台挨拶

2020-08-03 更新

松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、ふくだももこ監督

君が世界のはじまりkimiseka 配給:バンダイナムコアーツ
全国公開中
© 2020『君が世界のはじまり』製作委員会

 ふくだももこ監督最新作、映画『君が世界のはじまり』が、7月31日(金)より、テアトル新宿ほかにて全国公開中。この度、新型コロナウイルスの新規感染者急増を鑑みて、本作の舞台挨拶はオンラインで実施することが決定し、8月1日(土)に主演の松本穂香をはじめ、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、ふくだももこ監督らが集結したオンライン舞台挨拶が実施された。


 オンラインでの舞台挨拶というこの時代ならではの展開に、集合したキャスト・監督陣も最初は緊張した様子を見せていたものの、すぐに慣れた様子で和気あいあいとした空気に。モニターが繋がっているテアトル新宿劇場内の様子をみながら、「すごい!」(ふくだ監督)、「(場内の様子が)結構見える!」(甲斐)と口々にコメント。「オンラインでの舞台挨拶はみんな初めてなので探り探りですけど、楽しめたらいいな」と挨拶をする松本に続き、スクリーンに表示された登壇者らが一人ずつ挨拶。声までは聞こえないが、大きく手を振りながら、登壇者へ向けて気持ちを届けようとする来場者たちの姿もみられ、新たな形での舞台挨拶を楽しんだようだ。


kimiseka

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 撮影は去年の11月に行われていたという本作。撮影当時のエピソードを聞かれると、「関西の人が多かったので、合間も関西弁で話してました。」(松本)、「今日もまた関西弁にしよう」(中田)などと、大阪が舞台である本作ならではの方言エピソードを披露。出演者も関西出身の人が多く、ネイティブな関西弁が飛び交う中、ひとり東京出身の甲斐は「関西弁大変だった……」と本音をポロリ。その一言に、ふくだ監督からは「エセ関西弁(笑)」という愛のあるツッコミもあり、笑いに包まれた。

 劇中でも大事なシーンとなる、閉店後のショッピングモール内で行われた撮影については、「楽しんでやってました。それが画面にも出てるんじゃないかな。きっとみんなが一度はやってみたい、と思う憧れのシーンでもあると思います」(松本)と撮影時の思い出を明かすと、甲斐も「あそこはみんなが感情を爆発させるシーンでもあるから、体力的にも大変だった……でも達成感はあったかな」と続き、「片山さんが一番楽しそうに暴れてたよね」と金子が一言。その言葉に「時々自分でも感情が抑えられなくなるから、それがちょうどあのシーンだったのかも」(片山)と冗談交じりに語り、キャスト陣の笑いを誘っていた。

 さらに、モールに置かれていたバンドセットを用いての撮影ということで、現在ロックバンド・NITRODAYのボーカル&ギターとして活躍する小室から「松本さんのギター・アクションが、すごいかっこ良かった」とアーティストからのお墨付きのコメントが飛び出すと、「いきなり褒められた(笑)」と松本が照れる一幕も。

 時折、劇場内の人々に向かって「起きてる(笑)?」と言いながら手を振ってコミュニケーションを取るふくだ監督は、原作者として、そして監督として「登場人物全員、どこかしら自分の中の何かを入れ込んで生み出した子たちです。彼らのどこかに共感してくれたら」と作品に込めた思いを告白。松本も、「本当だったらお会いしたかったですし、オンラインになってしまって寂しいとも思いますが、このご時世に劇場まで来てくれて本当に嬉しいです。うまく言えないけど……きっと一人ひとりが優しい気持ちになれば世界はもっといいものになると思うんです。この映画を観て、少しでも優しい気持ちになってくれるといいなと思っています。映画には人の気持ちを温かくしたり、日々を豊かにできる力があると信じています。ぜひこの映画を楽しんでください」と締めくくり、オンラインでの舞台挨拶は幕を閉じた。


kimiseka

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(オフィシャル素材提供)



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