インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





作品紹介

トップページ > 作品紹介 君が世界のはじまり

2020-08-03 更新


君が世界のはじまりkimiseka
© 2020『君が世界のはじまり』製作委員会

イントロダクション

 ふくだももこ監督最新作、映画『君が世界のはじまり』が2020年夏に全国公開となる。

 ふくだ自身が執筆しデビュー作ながらすばる文学賞佳作(集英社)を受賞した小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を、『リンダリンダリンダ』(05)、『聖の青春』(16)、『愚行録』(17)など、数々の話題作を手がかける脚本家、向井康介が一つの物語に再編。ふくだが描いた若者たちの危うい魅力を一切損なうことなく、オリジナリティ溢れる物語へと昇華させ、青春映画の新たなマスターピースへと生まれ変わらせた。

 主演には、『おいしい家族』(19)以来、ふくだ監督と二度目のタッグとなる松本穂香。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)で主人公の同僚・澄子役を演じ、注目を浴びて以降『わたしは光をにぎっている』(19/中川龍太郎監督)や『酔うと化け物になる父がつらい』(20/片桐健滋監督)といった主演作が続くほか、CM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズにも出演。若手最注目株の一人として活躍の幅を広げる彼女が、閉鎖された地方に生きる高校生2年生の少女・えんを等身大の魅力で演じる。


kimiseka

kimiseka

ストーリー

 大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。

 この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ君に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。

 同じ高校に通うジュンは、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾と会い、求めるものも分からぬまま体を交わすようになる。

 偶然ナリヒラ君の秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田。思いの捌け口を見つけられないジュン。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町――。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕され……。

 郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。


kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

kimiseka

(2020年、日本、上映時間:115分、PG12)

キャスト&スタッフ

原作・監督:ふくだももこ「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」
脚本:向井康介
音楽:池永正二
撮影:渡邊雅紀
主演:松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、板橋駿谷、山中 崇、正木佐和、森下能幸、江口のりこ、古舘寛治ほか

配給
バンダイナムコアーツ
全国公開中

■ オフィシャル・サイトkimiseka-movie.jp (外部サイト)



関連記事
今夏、公開決定!ティザービジュアル&イメージクリップ&場面写真解禁
公開記念オンライン舞台挨拶

Page Top