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『サイゴン・クチュール』来日イベント

2019-11-15 更新

グエン・ケイ監督、野宮真貴、デビット伊東、落合 賢

“サイゴン・クチュールsaigoncouture 配給:ムービー・アクト・プロジェクト
12月21日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次ロードショー!
© STUDIO68

 12月21日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次公開の映画『サイゴン・クチュール』の監督来日イベントが11月11日(月)に笹塚ボウルにて開催され、グエン・ケイ監督ほか、野宮真貴、デビット伊東、落合 賢が登壇した。


 本作は1969年のサイゴンで、代々続くアオザイ仕立屋で母に対し反抗を繰り返す娘・ニュイがある日21世紀にタイムスリップ。変わり果てた自分と店の姿に自分の《人生》を変えるべく奔走するファッション・ファンタジー。1人の女性の成長を華やかに描き、女性が元気になれる【ビタミンムービー】。

 黒のシックなアオザイで登場したケイ監督。1960年代を舞台にした映画を製作した理由について司会の映画ライター・新谷里映に問われると、「1960年代は素晴らしいことがたくさんあった、希望に満ちた時代でした。そんな時代を愛しているからです」と答えた。また、母と娘の設定は脚本の初期段階では姉妹の設定であったことや、用意された衣装は231着に上ることなど、製作中の裏話を明かし、その度に会場からは驚きの声が上がった。

 また、本作の特徴である華やかなアオザイの衣装についても言及。「ファッションデザイナーを務めたトゥイ・グエンから、フランスの植民地時代の象徴である花柄のタイルや、1960年代の象徴である水玉模様をアオザイのデザインに取り入れたいと提案されたんです。彼女のおかげで現代的でありながらもレトロな雰囲気を持つ、素晴らしい衣装となりました。嬉しいことに、この映画をきっかけにアオザイを普段から着る若い人たちが増えたんです」と明かした。

 第1部の終盤にはベトナム映画『サイゴン・ボディガード』、『パパとムスメの7日間』などを手がける落合 賢監督が登壇。落合が作中の華やかな色使いについて触れると、ケイ監督は「1960年代はポップな色使いをする時代でした。また、ベトナムのような熱帯の場所はトロピカルカラーが映えるんです」と顔をほころばせた。

 トークショーの第2部には、ミュージシャンの野宮真貴、ベトナムにラーメン店を出店しているデビット伊東が登場。作品について野宮は「とてもキュートでポップ! ピチカート・ファイヴで着ていたようなファッションがたっぷりでした。久しぶりにワクワクするような楽しい映画を観ました。ベトナムに知り合いのお店があり、アオザイをつくったことがあるのですが、劇中に出てきた水玉模様のアオザイがすごく欲しくなりました」、デビットは「とにかくカワイイ映画。主人公の母親がいう“基本を大事にしろ”というセリフが印象に残りましたね」とそれぞれ感想を述べ、その度にケイ監督は笑顔で感謝を伝えていた。

 またケイ監督は2作目、そして3作目についても言及。「3作目は京都を舞台にしたいと思っているのですが、野宮さんには一番良いアオザイを10回くらい着替える役で出て欲しい。すごく似合うと思います」とオファー。「ステージで10回着替えたことがあります。着替えは得意です」と野宮が返すと、会場は大きな笑いに包まれた。


saigoncouture

 イベント終盤には、本作のコスチュームデザインを担当したテュイ・グエンによるブランドTHUY DESIGN HOUSEの革新的なファッションが立ち並ぶスペシャルファッションショーも開催。華やかなアオザイが会場を彩った。


saigoncouture

 そしてベトナム人ダンスグループ9Flowersが作品のテーマをバックにダンスを披露、会場は大いに湧き、イベントは終幕となった。



(オフィシャル素材提供)



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