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『花と雨』公開初日舞台挨拶

2020-01-18 更新

笠松 将、土屋貴史監督、SEEDA

花と雨hanatoame 配給:ファントム・フィルム
大ヒット上映中!
© 2019「花と雨」製作委員会

 日本のHip Hop界で歴史的名盤と言われるSEEDAのアルバム「花と雨」を原案とし、新進俳優、笠松 将が主演を務める映画『花と雨』が、1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国公開となった。公開初日を記念して、主人公・吉田を演じた笠松 将、土屋貴史監督、そしてついに本作イベント初登壇となるSEEDAが登壇、初日舞台挨拶が開催された。


 この日、観客と一緒に映画を鑑賞していたというSEEDAは、アルバム「花と雨」発表から14年の歳月を経て映画化された本作について「最高です! 皆さんのおかげです。昔から聴いてくれている人、今、聴いてくれた人もありがとうございます」とコメント。さらに「今日は泣かないと思っていたけど、映画の中にリアルな感情があふれているから、泣いちゃったですよ、監督!」と興奮した様子で土屋監督に呼びかけたSEEDA。「リアルさや生々しさ。アルバムに込められているものをどれだけ出せるか。それだけを考えて映像化しました」と語る土屋監督のコメントに、SEEDAが「圧倒的な映像のクオリティ。日本で土屋監督が一番だと思ってるし、最高です!」と語るなど、全幅の信頼を寄せている様子がうかがい知れた。

 一方、本作が長編映画初主演作となる笠松は「真面目な感じになっちゃいますけど、人生で、自分が主演する作品の初日舞台挨拶に立つことってそんなにないことなんで。そういうものを観てくださっている皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と感無量の表情。映画を鑑賞したSEEDAも「笠松さんが涙をこぼすシーンもリアルだし、高岡蒼佑さん(演じるプロデューサー)が吉田に話しかけるシーンもリアルだった。ヤバいよ、この映画は自分の感情を吹きこんでくれたよという感じでたまらないです。最高だと思いました」と称賛。その言葉を聞いた笠松も「本当にうれしいです。SEEDAさんと撮影の前日に二人でドライブをさせてもらったんですけど、その時にいろいろとお話をさせていただいて。『笠松さんになら全部任せられる』と背中を叩いてもらったんですけど、その時のことがあったから、今こうやって同じ舞台でお話が出来てることもまたうれしく思っていますね」としみじみ付け加えた。

 撮影中、笠松が吉田という役に没頭していくさまを目の当たりにした土屋監督は「感情の起伏がすごくて。それがすごいなと思います。天気のように性格が変わっていくというか。それが画面にも出ていて良かったなと。脚本を書いている時にも、そういう人物じゃないかと思っていて。その通りの人物になっていたという感じですね」と述懐。SEEDAも「めっちゃシンパシーを感じますね!」とその演技を称賛すると、「映画は今日ここから始まっているけど、この映画が最高だと思ったら、どんどん広めてほしいです! よろしくお願いします」と会場に呼びかけた。


hanatoame


(オフィシャル素材提供)



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