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『Diner ダイナー』
ジャパンプレミア

2019-06-07 更新

藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤 工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士
蜷川実花監督

Diner ダイナーdiner 配給:ワーナー・ブラザース映画
7月5日(金) 全国ロードショー
© 2019 「Diner ダイナー」製作委員会

 映像化不可能と言われた原作小説「ダイナー」(平山夢明著・ポプラ社「ポプラ文庫」)が、藤原竜也×蜷川実花の運命の初タッグで映画化! 蜷川監督にヒロインとして大抜擢された玉城ティナを迎え、さらに窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤 工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、さらに、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華俳優たちも、全員“殺し屋”役で集結。本能を極限まで刺激するノンストップ・エンターテイメント映画『Diner ダイナー』が、7月5日(金)に公開となる。

 そしてこの度、東京国際フォーラムAにおいてジャパンプレミアが開催された。


 スクリーンにレーザーで本作のロゴが描かれ、各キャストの紹介映像が流れると、大勢の観客からはキャストの登場に対する期待の声が! その期待を受けてスクリーンが上昇! 満を持して藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤 工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督が壇上に姿を現すと、会場の熱気は最高潮に達し、キャストの背後からファイヤーボールが上がると、会場を割れんばかりの歓声が包み込んだ。蜷川監督が「最高のスタッフとキャストで走り抜けた1ヵ月半がエネルギーとなってしっかりと焼きついていると思います。かなり自信のある作品なので楽しんで行って下さい!」と挨拶すると改めて会場からは大きな拍手が巻き起こった。

 2500名近い観客を前にした藤原は「圧倒されますねぇ。約1年前の撮影だったんですけども、僕も久々に会ってビックリするくらい豪華なメンバーで1ヵ月過ごしまして。僕はシェフの役なんですけども、時に命を狙われたりドンパチがあったり……。本当に楽しみにして下さい!でいいですか(笑)? 上映前なんで(笑)」とネタバレを避けながら映画を語ることに苦心しながらも、テンションの上がった様子でコメント。

 今回藤原と初共演となった玉城は「藤原さんは独特な藤原節を常に持たれている方なのかなと思っていたんですけど、舞台を降りられるとオンオフがはっきりされている方で、優しくしていただきました。ボンベロさんが藤原さんで良かったです」と語った。

 【全員殺し屋】という映画を作るにあたって心掛けたことを聞かれた蜷川監督は「男性主演を撮るのが初めてですし、今まで自分が得意としてきた題材とは違う作品だったので、それをどういうふうにプラスに変えていくのかというのが自分の課題でした。圧倒的なキャストが揃ったので、その豪華さをエンターテイメントに変えて、最後にちゃんとメッセージを残せるようにというのは心掛けました」と本作に懸けた思いを語った。

 MCから撮影現場で印象に残っていることを聞かれた武田は「実花さんには5年前に写真集を撮っていただいているんですね。その時はカメラをバスーカのように構えて、“それさっさと脱いじゃいな!”みたいな感じだったのが、今回はフワフワなんです。だけど仕上がった作品を観るととても骨太な、色彩作品というよりも文学作品のようなメッセージ性の強い作品が出来上がっている。アップデートされてるんだなと思いました」とコメント。

 奥田は作品の【色】に触れ、「絵の具って12色、24色ですけど、それでは足りない、こんなに【色】ってあるのかというところにポーンと放り込まれるわけですよね。そのワンダーランドで、蜷川監督を信頼してそこに身を置いていました」と楽しそうに語った。

 窪田は藤原、玉城との共演について触れ、「藤原さんとティナちゃんと3人の時はほっこりとしていたんですが、だんだん崩れてくんですね(笑)。最後ちょっと倒れちゃうところがあって……」と、途中からネタバレしそうになる窪田を焦ってキャストたちが止める場面も。

 本郷は「藤原さんが子役とゲームで対戦していて、微笑ましく見ていたら、藤原さんがいきなり“よっしゃぁ!”と叫んでいた。とても印象的でした(笑)」と藤原の意外な姿を暴露。

 斎藤は「玉城さんの顔の小ささに驚きました。近くにいるのか遠くにいるのか分からない」と会場の笑いを誘いつつ、「主食だらけの集合体、役者さんだけでなくスタッフもそうで、誰が調理できるんだろうって人たちをまとめられるのはやっぱり蜷川監督しかいないなと思いました」と一流のキャスト・スタッフをまとめあげた蜷川監督の手腕に感服した様子。

 金子も「実花さんは撮影中カットがかかった後に、『キャラクターのスチールを撮らせて下さーい!』って写真も撮られるんですね。それを全部一人でやれちゃう。映像と写真が同じ世界観、同じ人間の血が通っているっているのをここまで感じたことはなかったので、強烈でした」と蜷川監督ならではの手腕に感心しきっていた。

 続いてMCが《今回の強烈なキャラクターの中でも最もぶっとんでいたと思う人を指して下さい》と呼びかけると、多くのキャストが真矢を指す結果に。真矢は「私ですか!? 意外です。すごく嬉しいですけど(笑)。意外性ですかね。朝の番組とか出ちゃってるから『どうしちゃったの??』みたいな(笑)」と驚きながらコメント。藤原も「真矢さんですね、強敵でしたから。そしてただただかっこいい……!」と真矢を称賛。窪田は武田を指し、「エロい。エロいし、“美”が凄い!」と絶賛。本郷も武田の役どころに触れ、「セクハラをしているか、筋肉を見せつけているか、イタリア語を叫んでいるかの役(笑)」とコメントし、武田は「そんな簡単に要約するなよ! 俺の役作りを!」と叫んで会場の笑いを呼んだ。奥田と斎藤は本郷を指名し、奥田は「もう言葉で表現できないくらいとんでもない。それしか言えませんが、とんでもないですよ」とその演技に感心しきった様子でコメント。土屋は蜷川監督を選び、その理由について「だってこの人たちをまとめてますから(笑)」と語ると、一同納得した様子だった。

 最後に蜷川監督が「丁度1年前に撮り終えたんですけども、今日皆さんとお会いしてその時の熱量がまた蘇ってきました。皆の力が集結した映画を観ていただけることがとても嬉しいし、ここから広がっていくと思うととてもワクワクします。本当にありがとうございました」と挨拶。藤原は「僕とティナ以外全員ブッ飛んでる人たちで、僕らが一番まともなんじゃないかなと思っています(笑)。公開まであと1ヵ月! 皆さん、よろしくお願いいたします!!」と叫び、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。



(オフィシャル素材提供)



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