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テレビドラマ

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ダルデンヌ兄弟監督作品
『LE JEUNE AHMED(原題)』
第72回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞!

2019-05-28 更新

LE JEUNE AHMED(原題)le-jeune-ahmed
Photo© CHRISTINE PLENUS
配給:ビターズ・エンド

 5月14日~25日(現地時間)フランス・カンヌにて開催された第72回カンヌ国際映画祭にて、ビターズ・エンド配給のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督最新作『LE JEUNE AHMED(原題)』(英題:Young Ahmed)が監督賞を受賞した!

 本作は、カンヌ国際映画祭を常に賑わしてきた世界の名匠ダルデンヌ兄弟の監督最新作。カンヌのコンペに選出されるのは8作品連続という快挙であり、本受賞をもって、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でパルムドール大賞(『ロゼッタ』『ある子供』)、男優賞(『息子のまなざし』)、女優賞(『ロゼッタ』)、脚本賞(『ロルナの祈り』)、グランプリ(『少年と自転車』)、とすべての主要賞を受賞した監督となった。

 ベルギーに暮らす13歳の少年アーメッド。テレビゲーム好きの普通の少年だった彼は、徐々に尊敬するイマームに感化され、過激なイスラムの思想にのめり込み、考えを認められない先生を殺さねばならない、と思い込んでゆく……。狂信的な考えに憑りつかれてしまった少年の気持ちを変えることはできるのか? 常に社会的弱者の視点に立ち、厳しさと優しさを併せ持ったエンディングをそっと差し出してきたダルデンヌ兄弟が、「いつか題材にするだろう」と語っていたテロにまつわる物語を撮りあげた。


le-jeune-ahmed

 現地で5月20日(月)16:00(日本時間5月20日23:00)に行われた公式上映は大盛況。上映後には客席で拍手を贈るティルダ・スウィントンの姿もあった。「物語と力強い主人公の演技に引き込まれる。鮮やかな作家性、省略と共感から生み出された力強い作品」(ガーディアン)、「シンプルでいて、心を掴んで離さない」(ヴァラエティ)、「ダルデンヌ兄弟の虜になった!」(NYタイムス)と各媒体が絶賛、ウォルター・サレス監督やアモス・ギタイ監督も絶賛を贈った。


◆ リュック・ダルデンヌ コメント

 

 監督賞はスタッフと共に行なわれる映画づくりの中核についての賞。とてもありがたいです。生命賛歌の映画を作りたい、と思っていました。生命に訴えかける、世界に開かれた作品を作ることが、映画の使命だと思っています。


◆ ジャン=ピエール・ダルデンヌ コメント

 

 すべての人々に感謝をささげます。特に主人公を演じたイディル。本当に彼は素晴らしい演技を見せてくれた。ありがとう。宗教的思想に取り憑かれても、真の人生への目覚め、生への渇望が響き、その狂信を打ち砕くことを示したいと思いました。



(オフィシャル素材提供)



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