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舞台挨拶・イベント

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『あいあい傘』第9回北京国際映画祭 レッドカーペット&舞台挨拶

2019-04-15 更新

倉科カナ、宅間孝行監督

あいあい傘aiaigasa 配給:S・D・P
© 2018映画「あいあい傘」製作委員会

 2018年10月に公開され「泣ける映画」と話題となった、映画『あいあい傘』が第9回北京国際映画祭の正式イベントである「2019北京・日本映画週間」(4月13日~20日)にて上映。現地時間4月13日(土)、主演の倉科カナ、宅間孝行監督がレッドカーペットイベント、舞台挨拶に参加した。


 北京市北東部の国家中影デジタル制作基地で開催された開幕式には、中国全土はもちろん海外の豪華ゲストが集結。映画『あいあい傘』を代表して主人公さつきを演じた倉科カナと宅間孝行監督がレッドカーペットを歩いた。映画祭のバックパネルにサインを残した倉科と宅間監督。その後、全世界のメディアがカメラを構えるフォトセッションに進んだ。レースをあしらったトップス、黒のロングスカートに大判の金糸の刺繍と上品なスタイルの倉科カナと、タキシード姿の宅間監督。日中映画祭理事らとともに立ち位置につくと、各国メディアが一斉にシャッターを切った。レッドカーペット直前には、中国のメディアに向けてほかの参加者とともに「中国電影加油(中国映画、頑張れ!)」とエールを送った。


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 この日の夜には、会場を北京市の中心街にある英皇電影城にて舞台挨拶を実施。会場はほぼ満席。ゲストの倉科カナ、宅間監督が客席後方から登場すると盛大な拍手が送られた。

 続けて行われた質疑応答では、当時を振り返りながら現場の雰囲気、ロケ地選びなど作品の内容に加えて北京の印象や、中国のファンに向けてメッセージを伝えた。

 舞台挨拶の最後には、北京の映画ファンの代表2名から花束のプレゼントが。熱心に日本の映画について語るファンに倉科も宅間監督も楽しそうに笑顔で答えていた。


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 「2019北京・日本映画週間」は日中青少年交流年、中国建国70周年を記念し第9回北京国際映画祭の正式イベントとして開催。日本の最新作、話題作となっている映画6作品を上映。映画『あいあい傘』のほかに『こんな夜更けにバナナかよ』『エリカ38』『そらのレストラン』『雪の華』『九月の恋と出会うまで』が上映される。


【質疑応答】

まずは、会場の皆様に向けてご挨拶をお願いします。

宅間孝行監督: 今回、北京国際映画祭で上映されること、本当に光栄に思っております。今夜は楽しんでいって下さい。

倉科カナ: はじめまして、倉科カナです。私にとってとても大切な作品で初めて中国に来ることが出来ました。短い時間ですが皆さんとお話しできたらなと思います。


北京の印象はいかがですか。

倉科カナ: 初めて北京国際映画祭に参加させていただいたのですが、すごくゴージャスですこし緊張しました。北京には食べ物がおいしいイメージがあるので、たくさんおいしいものを食べたいなと思っています。さきほど(舞台挨拶直前に)も餃子と肉まんをほおばってここに来ております。

宅間孝行監督: 昨日の夜に到着したのですが、空港がすごく近代的で。今日の映画祭もそうなのですが、まさに今の中国のパワーをひしひしと感じました。


北京の印象はいかがですか。

倉科カナ: 初めて北京国際映画祭に参加させていただいたのですが、すごくゴージャスですこし緊張しました。北京には食べ物がおいしいイメージがあるので、たくさんおいしいものを食べたいなと思っています。さきほど(舞台挨拶直前に)も餃子と肉まんをほおばってここに来ております。

宅間孝行監督: 昨日の夜に到着したのですが、空港がすごく近代的で。今日の映画祭もそうなのですが、まさに今の中国のパワーをひしひしと感じました。


撮影現場の様子はいかがでしたか。

倉科カナ: ワンシーン・ワンカットで撮影することがすごく多かったので、ハプニングがあったとしてもカットを止めずに、そのハプニングも力に変えて新しい何かが出来上がる。そんな奇跡みたいなことをキャスト一同待ち望んで撮影に挑んでいた感じがあります。


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すばらしい景観のシーンが多いですが、ロケ地選びのポイントは?

宅間孝行監督: 中国も今、すごく近代化していると思うのですけれど、昔ながらの風景というのが少なくなってきているなかで、日本らしい風景というのを感じられる場所を探しました。もしかしたら、中国の皆さんも懐かしいと思うかもしれません。


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中国・北京のファンに向けてメッセージをおねがいします。

宅間孝行監督: 高校の修学旅行が北京だったのですが、行けなかったのです。理由は1989年の天安門事件の余波だったのですが、(映画『あいあい傘』がきっかけで)30年ぶりに来ることが出来ました。本当に来られてうれしいです。これをご縁に今後、北京とお仕事ができればと思っています。

倉科カナ: これからも、頑張っていろいろな作品を中国の皆さんにお見せできればと思っています。


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これから映画をご覧になる会場の方に向けて、メッセージをお願いします。

倉科カナ: タイトル通り、『あいあい傘』はとても愛にあふれた作品となっております。愛って目に見えないですし、毎日忙しい中で「大切にしなきゃ」と思うことだったり、大切な人だったりをいつの間にか見失ったりしていて、だからこそこの映画を通じて一度立ち止まる機会になればいいなと思います。この映画を通じてご縁が繋がったり、今まであった絆だったり、縁がより一層強く結ばれることを願っております。


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映画『あいあい傘』ブルーレイ概要

 発売日:2019年6月7日(金)
 発売・販売元:SDP


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ブルーレイ豪華版

 価格:5,500円+税
 本編ディスク(ブルーレイ)+特典ディスク(DVD)2枚組
本編ディスク:本編映像116分/16:9シネスコープサイズ
 特典ディスク:メイキング映像/イベント映像
 外装:スリーブケース


ブルーレイ通常版

 価格:4,000円+税
 本編ディスク1枚


貴重なオフショット、近寄りがたい緊張感を感じる撮影直前の姿、感極まって流れた涙……ブルーレイ豪華版に映画「あいあい傘」ファン必見の特典映像DVDを封入!

 今回発売されるブルーレイ豪華版には特典映像として、メイキング映像とイベント映像として2018年10月22日に実施された直前直前舞台挨拶と、同10月26日に実施された初日舞台挨拶の様子が収録されている。
 メイキング映像では主要キャストである倉科カナ、市原隼人、立川談春、原田知世のほか、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、トミーズ雅らのコメント映像を交えながら構成。出演キャストが皆口をそろえて「現場が楽しかった」というように、とてもリラックスした和やかな雰囲気が伝わる映像の数々。普段は落語家として活躍する立川談春やなかなかプライベートな姿を想像できない原田知世のオフショットはかなり貴重です。一転クライマックスの父と娘の再会のシーンという重要な撮影に臨む直前の倉科カナ、立川談春の真剣な面持ちは、手に汗握る緊張感が伝わり、息をするのも忘れるほどだ。
 6分半の長回しのシーンを居酒屋で撮った後、そのメンバーで撮影をしたその店の開店を待って、閉店まで飲んだといったエピソードを披露した直前舞台挨拶の様子や、初日舞台挨拶での、倉科カナが「(本作を観て)温かい明かりがともれば」涙ぐみながら締めのあいさつをする感動的な姿も収められており、ニュースで断片的にしか見られなかった舞台挨拶の雰囲気を、すべて見ることが出来る。
 もちろん、恒例のクランクイン、クランクアップの姿ももれなく収録。
 この貴重な特典映像と合わせて、自宅で映画『あいあい傘』を堪能していただきたい。

 【ストーリー】

 恋園神社のある小さな田舎町。年に一度の祭りが近づいた日、さつき(倉科カナ)は25年前に姿を消した父の六郎(立川談春)を探しにその町へやって来た。

 宿に向かう途中、偶然にも六郎を知るテキ屋の清太郎(市原隼人)と出会い、祭りの取材をしたいという嘘をついて町を案内してもらうことにする。散策しながら次第に明らかになる現在の六郎の生活。
 さつきは意を決して、父の新しい家族──奥さんの玉枝(原田知世)と彼女の一人娘に会いに行こうとする。

 【出演者】
  倉科カナ、市原隼人、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、布川隼汰、永井 大、金田明夫、大和田獏、トミーズ雅、立川談春、原田知世ほか

 【スタッフ】
  監督・脚本:宅間孝行
  主題歌:竹内まりや「小さな願い」<(ワーナーミュージック・ジャパン)


オフィシャル・サイト
aiai-gasa.com (外部サイト)




(オフィシャル素材提供)



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