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舞台挨拶・イベント

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『スパイダーマン:スパイダーバース』
公開記念イベント

2019-03-10 更新

小野賢章、宮野真守、悠木 碧

スパイダーマン:スパイダーバースspider-verse 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
全国公開中!

 本年度の第91回アカデミー賞®で長編アニメ映画賞を獲得した映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の公開記念イベントが3月9日(土)、都内で行われ、舞台挨拶に日本語吹替版声優を務めた小野賢章、宮野真守、悠木 碧が出席して、マーベル作品であるスパイダーマンへの愛を爆発させた。


 本作は、あるものによって時空がゆがめられたニューヨークが舞台。ブルックリンに暮らす普通の少年マイルス・モラレス(スパイダーマン)を主人公に、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが一堂に会し、ピーター・パーカーの導きを受けながら、一人前のヒーローになるため奮闘するマイルスの成長が描かれる。本年度の長編アニメーション部門でゴールデングローブ賞と、アカデミー賞®を受賞した。

 突然鳴り響く音楽と時空がゆがめられたような演出の中、CO2が噴射され、小野、宮野、悠木が登場すると、会場は大きな歓声と熱い熱気に包まれた。

 マイルス役を務めた小野はマーベル作品の大ファンで、特にスパイダーマンが大好きだと明かし、「本当に僕、スパイダーマンが大好きで。本当に嬉しくて……。自分がこの場に立たせていただいているのが不思議なぐらいです。感無量です」とマーベル作品への参加に喜びを爆発させる。


spider-verse

 マイケルの成長を手伝うピーター役を務めた宮野は「『ピーター・パーカー役です』とオファーされたとき、『僕でいいのか』とドキドキしたのですが、台本を開いたら様子がおかしくて……(笑)」と、別次元からやってきたピーター・パーカーだったことに戸惑いを隠せない。「うだつの上がらないおじさんピーター・パーカー役だったんです(笑)。中年感あふれていて、年齢的にも今の僕にしかできないと自信を持って作品に挑むことができました」と頭の中にあったヒーローとは違う役柄だったが、考えを切り替えて挑戦したことに笑顔を見せる。


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 女性のスパイダーマン、グウェン・ステイシー(スパイダー・グウェン)役を務めた悠木は「オファーが来た時に『ヒロイン役で』と言われたので、ピーターの彼女のMJ役だと思い、ワクワクしました。ところが、女性スパイダーマン役だったのでびっくりしましたが、超超かっこいい役で、すごく嬉しかった。ぶっちゃけ、私が1番付き合いたい女の子でした(笑)。すごく私好みの女の子に仕上がってます」と大興奮。


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 また、MCから自分とそれぞれのキャラクターの似ているところを聞かれると、宮野は「えっーと、おじさんなところ(笑)?」とコメントして会場の笑いを誘う。さらに、宮野は「僕は、実年齢より若い役を演じることが多いので、自分とほぼ同世代の役を演じるのは逆にプレッシャーで、緊張感がありました。ほんとグータラな役なんで(笑)。最初はどうアプローチしようか考えたんですが、実年齢に近いからこそ引き出された部分も多かった」と自信のコメント。

 小野は「共感するところがすごくありました。マイルスは普通の中学生で思春期だし、親の言うことに反抗したりして……」。悠木は「グエンがカッコよすぎるので、自分と似ている部分を探すよりも、重なる部分がないくらいカッコよく演じようと思ってました」とそれぞれが熱く語った。とにかく、3人ともマーベル作品への参加に大喜びの様子だった。

 最後に、悠木は「絶対面白いです(笑)。今日、帰ったら誰に薦めようかなって考えながら楽しんでもらえたら……」。宮野も「自信を持って届けられるぐらい、僕ら自身が作品を楽しんじゃってます。笑って泣けて、勇気をもらえる、素晴らしい映画になっています」。小野は「とにかく素晴らしい作品なので、ぜひ映画館の大きなスクリーンで思いっきり映画を楽しんで体感していただけたらなと思います」とそれぞれにメッセージを伝えた。会場からの大きな拍手の中、イベントは終了した。


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(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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