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舞台挨拶・イベント

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『デットエンドの思い出』完成披露上映会舞台挨拶

2018-12-14 更新

チェ・スヨン(少女時代)、田中俊介(BOYS AND MEN)
チェ・ヒョンヨン監督、吉本ばなな

デットエンドの思い出dead-end 配給:アーク・フィルムズ
2019年2月16日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
2月2日(土) シネマスコーレにて、名古屋先行公開
© 2018「Memories of a Dead End」 FILM Partners

 日韓合作の映画『デッドエンドの思い出』(2019年2月16日公開)の完成披露試写会が12月13日(木)、ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、来日中の少女時代のチェ・スヨン、BOYS AND MENの田中俊介、チェ・ヒョンヨン監督、原作者の吉本ばななが登壇した。

 よしもとばななによる同名短編小説を、チェ・スヨン&田中俊介のW主演で実写映画化。婚約者に裏切られたソウルに住むユミ(スヨン)が、名古屋のとあるカフェにたどり着き、カフェを営む若い男性・西山(田中)や周囲の人々に癒され、立ち直る姿を描く。

 映画初主演のスヨンは「映画の中で成長していくキャラクターを演じることが嬉しかったし、女優として映画をリードする役を演じるのはなかなかない機会なので、オファーを貰って役作りをしました」と流ちょうな日本語で喜びを語り、「ユミという役は私と違う部分もあって、すべてを理解することはできなかったけれど、撮影が進む中で役と共に私も成長した気がしました」と刺激を受けた様子。

 吉本から「スヨンさんの演じたユミには説得力があった!」と太鼓判を押されると、スヨンは「韓国でも先生の作品は世代に関係なくとても人気。子供の頃から憧れていたので、貴重な機会をいただきすごく嬉しいです」と満面の笑みだった。

 ユミの傷心を癒す西山役の田中は、吉本から「誰もが近づきたくなるけれど、心の奥底にヤバイ面を持っているのではないか?というのを出してくれた」と賞嘆されると、「やばいものを抱えていたとしても、ここでは言いません!」と笑わせつつ「ありがたい言葉をいただけて光栄。今すぐにでも握手したい!」と興奮。BOYS AND MENのホームである名古屋での撮影に「小さい頃から当たり前に見てきた景色も、改めてスクリーンを通して見てみると、素晴らしい景色が広がっていて、そんな魅力を発信できている。観光誘致の映画ではないけれど、舞台が名古屋ということでその魅力がしっかり伝わっているので嬉しい」と名古屋愛を爆発させていた。

 スヨンも見どころとして、桜満開の公園でのシーンを挙げて「花見のシーンはラッキーなくらい、『風吹いてください!』と思っていたらザワザワと自然な風が吹いて美しい桜の様子を撮影することができた」と奇跡にニッコリ。一方の田中は「ハラハラドキドキはないかもしれないけれど、スクリーンから放たれる温かい空気を全身で浴びてほしい」と映画全体を通してアピール。

 原作の吉本は「日韓合作で、しかもスヨンちゃんが出ると聞いたときは『まさか!』と本当に実現できるとは思わなかったので嬉しい。撮影現場も素晴らしく、ヒョンヨン監督の勢いと情熱で明るい撮影になっていて感動した」と手応え十分。ヒョンヨン監督も「こんな温かさが出るんだ!と思うくらいのいい流れができた。皆さんにもユミや西山さんの気持ちに共感しながら映画を楽しんでほしい」と日本公開に向けて期待を込めた。


dead-end


(オフィシャル素材提供)



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