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舞台挨拶・イベント

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『青の帰り道』完成披露舞台挨拶

2018-11-18 更新

真野恵里菜、清水くるみ、横浜流星、秋月三佳、冨田佳輔、藤井道人監督

青の帰り道aono-kaerimichi 配給:NexTone
12月7日(金) 新宿バルト9ほか全国順次公開
© 映画「青の帰り道」製作委員会

 青春群像映画『青の帰り道』(12月7日公開)の完成披露試写会が東京・新宿バルト9で行われ、主演の真野恵里菜、共演の清水くるみ、横浜流星、秋月三佳、冨田佳輔、藤井道人監督が登壇した。

 主演の真野は念願の映画完成に「公開初日はまだですが、これからいち早く観ていただけるということで、大切に、大切に今日まで大事にしてきた作品です。ホッとしている部分もあるけれど、いろいろな感情が渦巻いています」と素直な思いを吐露。藤井監督が「この映画は紆余曲折あって2016年8月14日から撮り始めて2017年8月13日に撮り終わりました。長い長い旅を、真野さん含めたくさんのスタッフ・キャスト欠けることなく駆け抜けた1年でした。そこからもう1年編集に時間をかけて、こうやって皆さんに観ていただけるのは感無量」と完成までを振り返ると、真野は「公開初日を迎えていないので、まだ油断はできないけれど……なんですかね」と言葉にならずに思わず涙。それに横浜は「皆さんの前に立つといろいろな感情が出て来るよね」と真野の気持ちに寄りそい、清水も「監督が私たちの思いを話してくれた」とシミジミ完成を喜んでいた。

 改めて真野は「映画を通して、過去に戻れないということを痛感しました。映画は笑って感動してほしいけれど、この作品は何の変哲もない7人が大人になって挫折したりする。でもそれは私たちもそういう人生を歩んでいると思う。考えさせる映画になっています」と語った。清水は「役柄と同じように私も両親とぶつかった経験がある。でも映画を通してあのときの両親の言葉が今の自分に役立っていると痛感しました」と役柄に共感し、秋月も「どん底になったときにそばに誰がいてくれるのかが色濃く描かれている作品。映画を観終わった時に味方がいて良かった、生きていて良かったと思えるはず」と実感を込めた。

 横浜は演じたリョウと自分を重ねて「自分も今の仕事をやって行く中で、周りを見て自分が空っぽだと思う時がある。演じたリョウのようにその時の焦り、弱さを周りには見せたくないと思うことも。そんな部分に演じながら共感していました」とシミジミ。冨田は「思い描いた将来とちょっと違ったときの葛藤に直面したら人はどうするか……。ユウキは一番共感しやすい役だと思う」と紹介した。

 また映画のタイトルにちなんで「自分が自分でいられる場所」を聞かれた真野は「久々に実家に帰ったときに今まで感じなかった地元の匂いを感じて、帰ってきたと思った。有名なものも目立ったものもない普通の田舎だけれど、空気感が東京と違ってホッとする。良くも悪くも変わらないな、地元!って思った」と故郷を自分でいられる場所と紹介。横浜は「自分の部屋」と言い、「誰にも気を遣わず自分の好きなことを好きな時間にできるから。自分は人に相談しないタイプだからこそ、自分の部屋にいるときの自分を見つめ直す時間、向き合う時間を大切にしている。だから家にいる時間も多くなる。友達がいないわけじゃないですよ」と笑わせた。清水は「中学時代に通っていた塾とお好み焼き屋」、秋月は「好きな映画のポスターなどが貼ってある自分の部屋」、富田は「友達と一緒にいる時間」とそれぞれ答えた。

 最後に主演の真野は「ここから映画が大きくなるのには皆さんの力が必要です。この映画を観てどう思ったのか、皆さんの素直な感想を言ってもらいたいです。私たちがどんなに頑張りましたと言うよりも、実施に観て下さった皆さんの感想の方が説得力も増します。SNSでの感想を楽しみにしています」とリアクションを期待。藤井監督も「映画公開に向けて、一層の努力をしていきたい。たくさんの人にこの映画が届きますように」と公開に向けて願いを込めていた。



(オフィシャル素材提供)



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