インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

作品紹介

トップページ > 作品紹介 ハード・コア

2018-10-05 更新


ハード・コアhardcore
© 2018「ハード・コア」製作委員会



イントロダクション

 ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」(15)で絶妙なコンビネーションを見せ、「山田孝之のカンヌ映画祭」『映画 山田孝之3D』(17)の2本では、自由な映像表現で映画ファンを驚愕させた俳優の山田孝之と監督・山下敦弘。

 そんな盟友コンビによる待望の劇映画となる本作は、90年代に漫画雑誌「グランドチャンピオン」で連載され、多くの読者の共感を呼んだ伝説のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(作:狩撫麻礼、画:いましろたかし)の待望の映画化。10年前に本書を読んで「男たちの結末に泣いた」という山田と20年近く前に愛読していた山下監督は、初めて組んだ『BUNGO~ささやかな欲望~』(12)の撮影後にお互いが原作のファンであることを確認し、ともに映画化を夢みていたという。そんな念願の企画が、ふたりがそれを表現するのに相応しい年齢になったいま、最高の形で具現化。30年近く前の男たちの狂おしくも熱いドラマが、生身の人間に命を吹き込まれてスクリーンで蘇るときがきたのだ。

 主人公の権藤右近を演じるのは、この役を体現する日がくることをずっと待ち焦がれていた山田孝之。必要ならば肉体までも改造し、多彩な役柄を自らのものにしてきた彼が、無骨ながら実は心優しい平成のアウトローを人間臭く演じていて見逃せない。

 牛山役には、10年ほど前に山下監督と居酒屋で原作について語り合い、「牛山役は自分しかない」という荒川良々。右近の弟・権藤左近を、山田孝之が直々に口説き、「彼との兄弟役と聞いて2秒で出演を決めた」という佐藤 健が演じているのも話題。

 さらに、松たか子のスペシャル登場、そして石橋けい、首くくり栲象、康すおん らが個性豊かなキャラクターを演じ、物語をより豪華に彩る。

 豪華キャストが結集し、山下監督の盟友・向井康介が脚本を担当した本作は、これまでの山下敦弘タッチを漂わせながらも、切なくて可笑しく、ファンタジーも織り交ぜた、まさにこの平成末期に必見の、男たちの人生活劇だ。


hardcore

ストーリー

 現代日本――。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田孝之)はあまりにも純粋で、曲がったことが大嫌いだ。間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、仕事も居場所もなくしてきた。

 そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。共に働く牛山(荒川良々)だけが唯一心を許せる友人だ。二人を見守るのが、右近の弟・権藤左近(佐藤 健)。一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。

 ある日、そんな彼らの前に、謎の古びたロボット(ロボオ)が現れ、男たちの人生が一変するような一大事が巻き起こる。


hardcore

hardcore

hardcore

hardcore

hardcore

(2018年、日本)

キャスト&スタッフ

監督:山下敦弘
原作:狩撫麻礼・いましろたかし「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
脚本:向井康介
音楽:Ovall(Shingo Suzuki mabanua 関口シンゴ)
エンディングテーマ:Ovall feat. Gotch 「なだらかな夜」(origami PRODUCTIONS)
出演:山田孝之、佐藤 健、荒川良々、石橋けい、首くくり栲象、康すおん、松たか子ほか

配給
KADOKAWA
11月23日(金・祝) 全国公開

オフィシャル・サイト
hardcore-movie.jp (外部サイト)



関連記事
『ハード・コア』山下敦弘×『花とアリス殺人事件』久野遥子が豊島区の豊富な魅力を「ロトスコープ」アニメーションで伝える《東アジア文化都市2019豊島》プロモーション映像、制作決定!
昭和レトロなポスター&ディレクターズカット版予告映像解禁!
第31回東京国際映画祭オープニングイベント
完成披露試写会
初日舞台挨拶
本編+メイキング上映イベント

Page Top