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舞台挨拶・イベント

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『パパはわるものチャンピオン』公開記念舞台挨拶

2018-09-24 更新

棚橋弘至、木村佳乃、寺田 心、高橋 優、藤村享平監督

パパはわるものチャンピオンpapawaru 配給:ショウゲート
9月21日(金)より 全国公開中
© 2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

 大ヒット絵本、「パパのしごとはわるものです」と、「パパはわるものチャンピオン」(岩崎書店刊)が、“新日本プロレス100年に一人の逸材“エース・棚橋弘至の主演で待望の映画化となった。

 9月21日(金)についに公開を迎え、公開記念舞台挨拶を行った。本業が多忙なさなか、この映画の撮影のためプロモーション活動を全力で行ってくれた棚橋へ、本気のサプライズが敢行された。撮影中に棚橋を支えてきたあるスタッフからの手紙が読み上げられると、これには棚橋も我慢できずに号泣! 感動包まれた、あたたかな舞台挨拶となった。


 棚橋と寺田は手をつないで登場、本作が映画は初主演となった棚橋は登壇直後、「皆さん、いかがでしたか?」と尋ねると、会場からは大きな拍手で返され、「これで安心して進められます(笑)」と笑顔で一言。満員の劇場をみて、藤村監督も感無量の様子。

 9月22日の当日は、本作の最初の打ち合わせから493日目。500日近くこの映画に向き合ってきて本日の舞台を迎えた今の気持ちを聞かれると、棚橋は「ハレの舞台。プロレスラーになってから、こんなに大きな劇場で、こんなに多くの皆さんの前で舞台挨拶することになると思ってなかったので嬉しいです。僕監督に聞いてみたかったのですが、初めての打ち合わせのとき、本当に『棚橋でいける!』と思ってくれたのかなって……」と恐る恐る監督に質問し、「初めにお会いしたときは、棚橋さんと、一緒にやることは本当に決めていました。最初はどんな方かわからなかったので、不安だったんですが、お会いして、棚橋さんの覚悟をすごく感じたんです。僕も初めてで、棚橋さんも今回初主演できっとそうとうプレッシャーもあったと思いますが、そこに立ち向かっていく意思をすごく感じて、きっとそれが映画にも反映されていると思います」と、初対面から棚橋の強さと覚悟を感じたという想いを明かす。

 座長として気を付けたことについて聞かれた棚橋は、「木村さんや寺田さんに演技の面ですごく助けられたので、スタッフさんやエキストラさんに積極的に声をかけたり、いい雰囲気で撮影できるように座長として勤めていました」と座長としての立ち回りでの心がけを語った。

 そんな座長・棚橋について、木村は「棚橋さんは、とっても強そうですが、すごく可愛らしい一面もあるんです。差し入れのスイーツに飛びついたり。甘いものを嬉しそうに見て写真を撮ったりして、女子力が高いな~と(笑)。こんなに男らしいのに、『でもあんまり食べたら太っちゃうな』とか悩んでる姿がとってもかわいらしいなと思ってみていました」と、意外な一面があったことを語った。

 寺田は、「棚橋さんはたくさん遊んでくださいました。プロレスごっこしたり」と明かすと、当時よくやっていた“オカダカズチカのレインメーカーをよけて棚橋に一撃する”という遊びを二人で実演し、和気あいあいとした撮影現場だったことを感じさせた。「思い出がつまっている毎日でした。毎日ワクワクがいっぱいでした。毎日撮影が楽しみだなと思っていました」と話し、撮影が楽しいものだったと明かした。

 今回の主題歌を担当した高橋は、映像を観て、何度も曲を書いたそうで、「何度も観て、その都度新しい発見があって、大好きな映画になりました。プロレスのシーンを観ているとかっこいい男の人の背中、というような曲もいいなと思ったのですが、人のあたったかさが伝わってくる映画だなと思ったので、そういう方向で曲をつくっていきました」と曲作りの裏話を語った。

 このプロモーションのため、100媒体を超える取材を一人で背負ってきた棚橋は、まさに“100媒体を背負う逸材”。「やっぱり繰り返し情報を発信していかないと、映画があるということが伝わらない。なので、いろんな角度から皆さんに少しでも届けられるようにがんばりました」と話し、座長ということに対するプレッシャーもあったからでは?と聞かれると、「すごくプレッシャーを感じていました。一ミリもみせませんでしたけど(笑)。」と本音を暴露した。

 すると、スクリーンにクランクアップで花束を受け取り、挨拶をしながら男泣きする棚橋の姿が投影され、普段は常に笑顔でふるまっている棚橋の貴重な姿が見られる、ファンにとっては嬉しい映像がここで初解禁となった。映像を棚橋本人も、「本人なのにもらい泣きしてしまいました」と照れ笑い。

 ここで、本舞台挨拶のメインイベントである、サプライズを敢行! 本作の監督補で、主題歌の『ありがとう』のPVの監督も務めた塩崎監督補からのサプライズの手紙が読み上げられた。棚橋を演技面で支え続けてきたスタッフからの手紙に、「笑顔無理ですよ……(笑)ありがとうございます」を天井を見つめながら、その瞳からは涙がこぼれ落ちていた。


papawaru

 監督からは「我らのエース」と書かれた色紙のプレゼント。そんな、初めての映画主演で撮影からプロモーションまで走り続けてきた棚橋の姿に対し、「棚橋さんがんばりました……!」と寺田が涙声でコメント。キャストに感情移入し、涙する観客もおり、場内が温かい空気で満たされていった。

 最後に「これからも宣伝頑張っていきますので、皆さんも周りの方に『“パパわる”面白かったよ』と広めていってくださいね。皆さん! 愛してま~す!」と締めたあと、客席に向かって、寺田と一緒に劇中に自身が演じた役の“ゴキブリポーズ”のサービス。イベントは大盛況の中幕を閉じた。


papawaru


(オフィシャル素材提供)



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