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舞台挨拶・イベント

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『ミッドナイト・バス』初日舞台挨拶

2018-01-29 更新

原田泰造、山本未來、小西真奈美、七瀬公、舞川みやこ、長塚京三、竹下昌男監督

ミッドナイト・バスmidnightbus

配給:アークエンタテインメント
有楽町スバル座ほか全国公開中
© 2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社

 映画『ミッドナイト・バス』が初日を迎え、都内で行なわれた舞台挨拶に、主演を務めるお笑い芸人で俳優の原田泰造をはじめ、共演の山本未來、小西真奈美、七瀬公、舞川みやこ、長塚京三、メガホンをとった竹下昌男監督が登壇。撮影時のエピソードなどをクロストークした。


midnightbus 本作は、第27回山本周五郎賞と第151回直木賞の候補に選出された伊吹有喜の小説を映画化。東京から故郷の新潟に戻り深夜バスの運転手として働く男と元妻の再会をきっかけに、離れ離れになった家族が再出発する様を、バスの乗客たちの人間模様を交えて描く。原田主演の『ジャンプ』でメガホンを取った竹下昌男が監督を務め、音楽を川井郁子が担当。

 ロケ地となった新潟ではすでに先行公開されており、竹下監督は「1週前に新潟7館で先行公開されています。(観客動員は)1万人を超え、大ヒットしています」と報告した。撮影は1年前に行われたが、竹下監督は「企画段階から3年かかって完成しました。長い夜を走って、やっと朝を迎えた」と語り、初日を迎えた喜びを噛みしめた。

midnightbus 竹下監督のデビュー作『ジャンプ』以来、約13年ぶりの映画主演を果たした原田は、長距離バス運転手役のために大型自動車免許を取得。免許の取得は順調に進んだことを明かし、撮影では「最初は怖かったでけど、今では運転手のテクニックをすっかり身に着けたと思います」と嬉しそうに話す。さらに、「せっかく(免許を)取ったんですから今後もバスの運転手の役のオファーをお待ちしています。あと、トラックの運転手役も出来ます!」と笑顔でアピールして会場に笑いを誘った。

midnightbus また長塚が、「とにかく(劇中の)原田さんが、モテるんです(笑)。なぜ原田泰造さんがモテるのか。そこを研究して観たら面白い」と本作の見どころを語ると、原田は「本当に、すごくモテるんです」と満面の笑み。

 元妻・美雪役を務めた山本が「(原田演じる)利一は頼りなくて、だらしのない役なんですが、そんな役も泰造さんが演じるとなぜか魅力的になってしまうんです。原田さんは、最高ですよ!」と原田を絶賛。

midnightbus 東京に住む恋人役を演じた小西は「10年寄り添っている女性。まっすぐ生きられない、不器用でいじらしい女性のもどかしさを見てください」と自身の役柄について語っていた。

 そんな2人の間に立った原田は「2人の間に挟まれて、今すごく汗をかいています。ドギマギします、まだ役が抜けていないんでしょうかね」と大テレの様子だった。

 最後に原田は「スタッフ、演者、いろいろな人たちが心を込めて一生懸命作った映画です。さまざまなメッセージがあるので、映画を観て何かを受け取ってもいただければ……と思います」と客席に熱い思いを伝えた。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)




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