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作品紹介

トップページ > 作品紹介 嘘八百

2017-12-15 更新


嘘八百uso800
© 2018「嘘八百」製作委員会

イントロダクション

 あの千利休の幻の茶器が、茶の湯の聖地で発見された。その真贋や、鑑定額や、いかに──!?

uso800 日本中を沸かせる世紀の骨董ロマンが、2018年の笑い初めにふさわしい「開運!お宝コメディ」になった。この茶器を巡って大騒動を巻き起こすのは、日本映画界を代表する俳優、中井貴一と佐々木蔵之介。いずれも人気実力ともに抜群で、ジャンルを問わない演技派だが、中井貴一は『グッドモーニングショー』、佐々木蔵之介は『超高速!参勤交代』『超高速!参勤交代 リターンズ』とヒットを飛ばしたコメディ映画主演の記憶が新しい。その二人が満を持しての本格共演。騙し騙されつつの出会いから、一世一代の大芝居を打つ痛快コンビの結成まで、がっぷり四つの丁々発止が見逃せない。

 脇を固めるのは友近、森川 葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂 雀々、寺田 農、芦屋小雁、近藤正臣らひと癖もふた癖もある超個性派俳優陣。芸達者たちのトボけたやりとりや愉快なてんやわんやに大笑い。大人による大人のためのコメディ映画が誕生した。

uso800 本作は大阪・堺を舞台にしたオリジナルストーリー。『百円の恋』で2016年日本アカデミー賞優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞した、いま最も注目を集める武 正晴監督と脚本家足立紳の再びのタッグに、更なるパワーを加えるのは、NHK連続テレビ小説「てっぱん」などで活躍する脚本家で堺親善大使を務める今井雅子。リアリティのあるストーリーテリングに、お宝鑑定好きにはたまらない骨董トリビアを散りばめ、強欲うずまく人間たちの化かし合いを二転三転させながら、ときにホロリとさせる人情話を盛り込んで、最後は思いもかけないどんでん返しに持っていく手腕は見事という他ない。

 実力はあるものの不運続きの人生をおくる、負け組の男二人が仕掛けた一発逆転の大勝負。日本映画界屈指の才能が年明けに送り出すのは、嘘八百からまさかのマコトにたどり着く、胸のすくような開運エンターテインメントなのである。

ストーリー

 大阪・堺。千利休を生んだ茶の湯の聖地に、目利きだが大物狙いで空振りばかりの古物商・小池則夫(中井貴一)が娘のいまり(森川葵)を連れてやって来た。

uso800 「西に吉あり」。ラジオの占いに導かれるように車を走らせていると、蔵のある屋敷にたどり着く。門から様子を伺うと、主らしい男・野田佐輔(佐々木蔵之介)が帰ってきた。蔵の中を見せてくれると言う。庭にはジオラマ作りに夢中の息子・誠治(前野朋哉)がいた。

 佐輔は「骨董の事ことは分からない。これ一つでも車一台は買えると聞いている」と言って茶器を差し出す。則夫は名物に似せた贋物だと見抜き、売りつけた古美術店の名を聞くと、茶器を譲り受けた。則夫は早速、その店を訪ねる。素人に贋物をつかませた証拠をネタに高額で引き取らせる魂胆だ。ところが、店主の樋渡(芦屋小雁)と大御所鑑定士の棚橋(近藤正臣)に軽くあしらわれてしまう。

uso800 くさっていると佐輔からの電話。屋敷に再び呼ばれた則夫は、書状を見せられ、絶句する。利休直筆の譲り状だ。「お宝でっか?」と尋ねる佐輔にしらばくれる則夫。譲り状があれば茶器があるはず。はやる心をおさえながら蔵の中を探すと、ついに利休の形見の茶器が現れた。国宝級だ。「蔵のもの全部、百万円で引き取りましょう」。すました顔で申し出ると、佐輔は快く応じた。

  翌朝、支払いを終え、お宝を積んだ車を上機嫌で走らせていると、ラジオから「油断大敵」の声。不安になって箱を開けると、茶器は真っ赤なニセモノだった。


(2017年、日本、上映時間:105分)

キャスト&スタッフ

監督:武 正晴
脚本:足立 紳、今井雅子
主題歌:佐藤広大「イチゴイチエ」(ビクターエンタテインメント/ASWYL)
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、友近、森川 葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂 雀々、寺田 農、芦屋小雁、近藤正臣ほか

配給
ギャガ
2018年1月5日(金)より全国公開

オフィシャル・サイト
gaga.ne.jp/uso800/ (外部サイト)


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