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『ブレードランナー 2049』来日記者会見

2017-10-24 更新

ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

ブレードランナー 2049bladerunner2049

配給:ソニー・ピクチャーズ  エンタテインメント
10月27日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

bladerunner2049 映画『ブレードランナー 2049』の記者会見が都内で行われ、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が出席して作品について語った。

 本作は、リドリー・スコット監督がメガホンを取ったSF映画の金字塔『ブレードランナー』の35年ぶりの続編。2049年を舞台に、人類とレプリカントと呼ばれる人造人間の共存を脅かす陰謀を、危険視される旧型レプリカントを取り締まる捜査官K(ライアン・ゴズリング)が追求する姿が描かれる。

 前回から9年ぶりの来日となったハリソン。満員の会場から大きな拍手で迎えられた。

bladerunner2049 前作と同じデッカードを演じたハリソンだが、今作への出演を決めた理由についてハリソンは「撮影が始まる4年前にリドリー・スコットから電話が来たんだ。前作の脚本家のハンプトン・ファンチャーが書いた短編小説とそれをベースにした脚本を読んだとき、これなら大丈夫だと思った。デッカードのキャラクターがとてもエモーショナルに描かれていて、共感できたんだ」と説明した。また、「自分が何回もやる映画というのは、多くの観客を抱えている映画。つまりそれを待っている人たちがたくさんいるということなんだ。自分としてもハン・ソロやデッカードが30年後どうなっているか、それを演じることをいつも大変興味深いことだと思ってやっているよ」と語った。

 すでに今までに10回ほど来日しているハリソンは「日本には何度も来ているよ。京都にも5回くらい行っている。時間があったら地方をドライブしてみたい」と語っていた。

bladerunner2049 女性キャストたちは現場でのハリソンとのエピソードを披露した。出演が決まったときに大きな声で叫んで号泣してしまったことを明かしたシルヴィアは、「現場で初めてハリソンと会ったとき、そこにはデッカードであり、ハン・ソロであり、インディであるハリソンがいたの。緊張しすぎて目を合わさないようにしていたわ(笑)。目が合ったらハリソンはジョークで笑わせてくれたんです」と嬉しそうに話した。シルヴィアは最強の女性レプリカントを熱演。

bladerunner2049 一方、Kの恋人ジョイ役を務めたアナは「薄着の衣装を身に着けていた私にハリソンは、『寒くない? 大丈夫』って気遣ってくれたんです」とほほえましいエピソードを披露した。2人にとって、この作品への参加は大きな喜びだったようだ。

 SFの金字塔『ブレードランナー』の続編を作ることになったヴィルヌーヴ監督は「すごく興奮した。緊張感に満ちた作業でもあったけれど、最高の物を作ろうと、ベストを尽くした。この映画に関わったアーティストたちはみんな前作のファンなんだ。全員が敬意を払って映画作りに臨んだよ」とキャスト陣、スタッフと共に作品作りに邁進したことを明かしていた。



ファクトリー・ティータイム

 ハリソン・フォードは台風の中、来日。会見が行われた日も雨と風が予想され、報道陣を心配させたが当日は見事にいいお天気。そういえば前回『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』で来日した時のプレミアでもずっと降っていた雨が、ハリソンがレッド・カーペットに到着したときには止んだ記憶がある。やっぱりスターはすごい。持っています!

(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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