インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『リングサイド・ストーリー』第22回釜山国際映画祭 舞台挨拶

『リングサイド・ストーリー』
第22回釜山国際映画祭 舞台挨拶

2017-10-15 更新

佐藤江梨子×瑛太、武 正晴監督

リングサイド・ストーリーringside

配給:彩プロ
新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開中
© 2017 Ringside Partners

 武 正晴監督オリジナル最新作『リングサイド・ストーリー』が、10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開となった。

 第22回釜山国際映画祭が10月12日(木)から開催され、「A Window on Asian Cinema部門」にて招待を受けた本作は、W主演の佐藤江梨子×瑛太、そして武正晴監督がオープニングセレモニーのレッドカーペットに登場し、地元ファンや世界各国から取材におとずれているメディアへ華々しいアプローチを飾った。

ringside 2日目は、CGV Centum City2にて10:00より上映がスタート。エンドロールとともに拍手が沸き起こった。終了後の11:45から佐藤・瑛太・監督が登壇すると、さらに熱気はまし歓声が上がった。

 邦画としては今回の釜山国際映画祭では本作が1番目の上映作品となった。

 佐藤は韓国語で「映画はいかがでしたか?」と挨拶をすると、「最高でした!」と観客から返しがあり、一気に心を掴みました。続けて瑛太は、「僕は2コトくらいしか韓国語を覚えていないので……」と言いながら「カムサハムニダ」とご挨拶。「ずっと釜山映画祭には来たいと思っていたので、韓国が大好きです!」と気持ちを伝えると、女性で埋め尽くされた客席は、笑顔の花が咲いていた。

 続けて瑛太が「出演に興味を持つことは、第一に監督・脚本・共演者です。直感で、自分がこの役を演じて、その人物に対して愛みたいなものが生まれるか、そこを大切にしています。この作品は、武監督が『嫌われ松子の一生』という映画で助監督をしていて、すごい人だなと思っていましたし、『百円の恋』も観ていて好きでした。日本でもとても注目されていますし、二つ返事で受けました。正直どんな台本でもやりたいと思ったほどです。サトエリさんに対しても、クランクインする前のリハーサルがはじまったときから、サトエリさんの雰囲気や佇まいに母性を感じましたし、甘えていっていいなと思いました。掛け合いのシーンも多いので、会話のテンポやリズム感がサトエリさんと合うなと。ヒデオはカナコのことが好きだからこそ、破天荒なことをしてしまうのだろうけれど、そんな部分が僕は好きなキャラクターだなあと思っていました」と語り、「僕にとっての特別な景色は、釜山国際映画祭のレッドカーペットを歩いた時にも思いました。夢が叶ったなあ、ヒデオの夢を半分叶えてあげることができたなあと」と、一言一言噛みしめるように話していた。

 佐藤も、「瑛太さんがイケメンなので、彼の顔を見ていたら、すぐ演技できました。釜山のレッドカーペットを歩いた時に、こういう景色なんだなあと思っていたら、隣で瑛太さんが、『カンヌにも行きませんか?』とスタッフに聞いていたので、この映画を観た皆様にこの映画をカンヌに連れていってもらいたいです!」と夢を語った。

 武監督は、「初めて長編映画を撮ったのが、釜山の映画祭をネタにした映画でした。『また戻ってこれたなあ』と思いましたし、ここにいるお客さんが日本以外では世界で初めてこの映画を観ていただけたお客さんなので、今ここでみる景色が本当に特別ですね。何か物を作るときは、プロレスとかK-1とか格闘技だけに言えることではなく、一人ではできないことなので、そういうところを大事にしました」と感無量の様子で本作への想いを話した。

 予定時間をこえても質問は止まらず、登壇の3名は丁寧に答えながら、最後は観客と共に写真撮影を行い、大盛況で舞台を後にした。


(オフィシャル素材提供)



関連記事
第22回釜山国際映画祭 オープニングセレモニー

Page Top