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舞台挨拶・イベント

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『ハクソー・リッジ』浦添市主催先行上映会

2017-06-21 更新

松本哲治(浦添市長)、安次富雄(平和ガイド友の会)、石川仁助(戦争体験者)
仲里はるひ&翁長京香(浦添商業高等学校国際観光科)

ハクソー・リッジhacksawridge

配給:キノフィルムズ
6月24日(土) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016


 本年度アカデミー賞®2部門受賞&6部門ノミネートされ、各賞34部門受賞、102部門ノミネートされた『ハクソー・リッジ』が、6月24日(土)より、TOHO シネマズ スカラ座ほか全国公開となる。

 この度、6月23日の沖縄「慰霊の日」を前に、本作で日米両軍が激戦をくり広げた前田高地のある浦添(うらそえ)市が平和への願いを込め、市主催の先行上映会を開催した。イベントには、浦添市長の松本哲治(まつもとてつじ)さん、平和ガイド友の会安次富(あしとみ)さん、戦争体験者石川(いしかわ)さん、浦添商業高校の生徒、仲里(なかさと)さん、翁長(おなが)さんが登壇し、平和へのメッセージを伝え、来場者みんなで黙とうした。

hacksawridge 松本市長は「沖縄戦の実話に基づいた話であり、私たち浦添市の前田高地を舞台にした映画ということを聞き、何かやらなきゃいけないと強く感じました。また映画のタイミングが、沖縄県民にとって忘れてはならない慰霊の日(6/23)の月に上映されことに、強く縁を感じました」と今回の試写会に向けての熱意を伝えていた。さらに「戦争をテーマにした映画はいっぱいあるが、この映画は単に浦添が舞台だったわけでなくて、ただ一生懸命戦って勝った、負けたという映画でもなく、主人公の物語を通して、命とか家族とか平和とか国を掛けて戦う、戦争の意味をいろいろな角度から考えていきたい。そしてたくさんの方に浦添の現地を歩いていただきたいと思っております」と平和への想いを吐露した。

 現地のツアーガイドをしている安次富さんは、「私は、1945年の10月生まれなので、直接戦争は体験しておりませんが、平和への想いを次の世代にも伝えたく、ツアーガイドを始めました」と語り、戦争当時13歳だった石川さんは、「72年前に前田に米軍が入ってきて、森を火炎放射機で焼かれました。そして、私の祖父は銃剣で殺されました。2度とこの様な血生臭い戦いを行ってはいけないと今でも強く想っております」と当時の悲惨な様子を語り、各々の平和への気持ちを語った。

 また、現役高校生で、浦添市の観光活性化について勉強している仲里さんと翁長さんは、自分たちでツアーを考え、修学旅行のコースを考えている県外の人たちに向け、プレゼンを行うなど、平和への想いが着実の次の世代に引き継がれていることをアピールした。



(オフィシャル素材提供)



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