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舞台挨拶・イベント

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『映画 山田孝之3D』公開記念舞台挨拶イベント

2017-06-17 更新

山田孝之、芦田愛菜、松江哲明監督、山下敦弘監督

映画 山田孝之3Dtakayuki_yamada

配給:東宝映像事業部
全国公開中
© 2017「映画 山田孝之」製作委員会

 様々な顔と数々の名演で人々を魅了し続ける、俳優「山田孝之」。俳優として変化し続け、私たちを煙に巻き続ける「山田孝之」の思考にダイブする、脳内スペクタクル3D映画、『映画 山田孝之3D』が遂に公開を迎えた!

 この度、本作の公開を記念し、TOHOシネマズ 新宿にて公開記念舞台挨拶を実施! 舞台挨拶には、本作の主演かつ主題でもある山田孝之に加え、『山田孝之の東京都北区赤羽』『山田孝之のカンヌ映画祭』と本作『映画 山田孝之3D』の3作品を共に過ごした松江哲明監督&山下敦弘監督、さらには本作の発案者であり友情出演も果たした芦田愛菜も駆けつけ、チーム山田が集結! 公開を迎えた気持ちを全告白した。


★MC初挑戦の芦田愛菜に癒される山田孝之!?

takayuki_yamada トークイベントでは、芦田愛菜がMCのスペシャルアシスタントとして、舞台挨拶のMCに初挑戦した! 各登壇者の紹介に始まり、質問やその答えに対する反応など、その見事なMC振りに「優しい気持ちになれました」(山田孝之)、「温かい気持ちになれました」(山下監督)と、芦田愛菜の初MCに癒された様子で語った。


★山田孝之の全告白に会場内爆笑

 また芦田愛菜から山田孝之に対して「本作のキャッチコピーが「山田孝之、全告白」とあるが、全てを告白してしまって後悔はないですか?」という質問が投げられると、山田孝之は「後悔しかないです(笑)。実験で作った映画なのですが失敗でした(笑)」と衝撃の告白をするも、「今後も賞を狙って映画を作っていきたいです。まずは日本アカデミー賞ですね! 18年役者やってて、一回も呼ばれてないんで!」と今後の野望を強く語った。


<ゲストコメント>

★本作が公開を迎えた今の気持ち

山田孝之: 本当になんとかして公開を止めようとしたのですが失敗しました(笑)。チャップリンの『独裁者』以来、全国何館でスクリーンが破られるか心配です(笑)。

★2015年の『山田孝之の東京都北区赤羽』以来、山田孝之との日々を振り返った感想

松江哲明監督: 『山田孝之の東京都北区赤羽』で始まって『山田孝之のカンヌ映画祭』があり、こうして今ドキュメンタリー映画が公開しているのですが、中学校の教室の隅でこそこそしているようなグループがいつの間にか、全校集会で全校生徒の前で立たされているような感じがしています。山田くんとの日々はそんな学校の男子のこそこそした日々のような感じでした。

山下敦弘監督: 最初は『山田孝之の東京都北区赤羽』の山田くんを記録するところから始まって、『山田孝之のカンヌ映画祭』では実際にカンヌに行き、出品は叶わなかったけれども、今こうして映画がTOHOシネマズで公開していて、本当にいろいろな所のいろいろな景色を見せてもらったなと思います。

★映画の見どころについて

山下敦弘監督: 見どころは全部ですが、映画の見方としては、ちゃんと観ないでください(笑)。シンプルな映画ですが情報量が多いので、じっくり見ると頭が疲れると思います。考えることは後回しにして、この映画を感じてください。

★3D映画にした理由について

松江哲明監督: 『山田孝之のカンヌ映画祭』で山田くんと山下くんが別れてしまったことや、山田くんが鹿児島へ帰ってお父さんと向き合ったことなども含めて、これまで山田くんと過ごした3年間を映画にしたいと思ったのですが、山田くんの書いた「実録山田」という本が面白かったので、あの本を読んだ時のような感覚を映像にするなら3Dが合っていると思って3D映画にしました。

takayuki_yamada★『山田孝之のカンヌ映画祭』と『映画 山田孝之3D』に出演した感想

芦田愛菜: 山田さんとご一緒させていただいて、自分のことを知ろうとしている山田さんが格好良いと思いました。

★本作のキャッチコピーが「山田孝之、全告白」ですが全て告白して公開は?

山田孝之: 「後悔しかないです、なんとかして公開を止めたかったのですが、ダメでした。この映画も、試しに実験でやってみたのですが、実験は失敗してしまいました。(場内爆笑)

★今後も賞を目指して映画を作っていきたいですか?

山田孝之: 今も賞のことしか考えていないです。「良い芝居」「良い俳優」「良い役者」なんて考えていないです。何としてでも賞を獲りたいと思っていますし、まずは日本アカデミー賞から狙いたいと思います。

★本作で観客の皆さんに伝えたかったことは何ですか?

松江哲明監督: 山田くんが山田くん自身の人生を喋っているのですが、非常に膨大な映像から編集しながら僕と山下くんの自分の体験と重なるような、気になるところを取り上げました。観客の皆さんも、この作品を観ていて、自分と山田孝之がつながる瞬間があると思います。そういうところが伝えたかったです。

★山下監督だから知っている山田孝之の魅力は?

山下敦弘監督: 魅力というか、力があると思います。山田くんに説得されると、それが正しいと思ってしまう、そんな“山田力”を感じていました。

★今回初めて舞台挨拶の司会をしてみた感想は?

芦田愛菜: 司会はいつもと逆の立場なので不思議な気分でした。カミカミですみません(笑)。

★観客へのメッセージ

山下敦弘監督: 今までこのチームでやってきて、最後にこういう形(映画)になるとは思っていませんでした。とうとうTOHOシネマズで公開してしまいましたが、山田孝之を3年間見続けた結晶ですので、その3年間をぜひとも体感してください。

松江哲明監督: 『山田孝之のカンヌ映画祭』のなかで描かれていた通り、この映画は作ろうと思っていた映画ではなく、流れのなかでできた映画です。男子たちが教室の隅でワチャワチャやっていたことが、芦田さんに叱られながら、周りの大人たちを巻き込みながら、伝染していき出来上がったものがこうして広がっていきました、それはとても贅沢で面白いことだなと思います。

takayuki_yamada山田孝之: 映画といっても、僕は山下さんから質問されて、それに対して自分の思うことなどを答えて喋っているだけなのですが(笑)。最後まで観てもらえれば、山田孝之はこんな人ですと分かってもらえると思います。

芦田愛菜: どうしても山田さんと山下監督で映画を作っていただきたかったので、私が間に入らせていただきました(笑)。この映画は山田孝之という人をもっと知りたい!好きになる!と思っていただける作品です。ぜひお楽しみください!


『映画 山田孝之3D』

 (2017年、日本、上映時間:77分、3Dのみ)

 ■イントロダクション
 生誕33年。山田孝之の過去、現在、そして未来――。
 様々な顔と数々の名演で人々を魅了し続ける、俳優「山田孝之」。俳優として変化し続け、私たちを煙に巻き続ける「山田孝之」とは何者なのか。彼の思考にダイブする、脳内スペクタクル3D映画、『映画 山田孝之3D』が6月16日(金)より全国公開となった。イリュージョンのような言葉と映像で「山田孝之」を3Dで体感する作品。観客を奇妙で恍惚な「山田孝之ワールド」へと誘う!
 本作は、テレビ東京他で放送されたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけとして、俳優・山田孝之×監督・松江哲明&山下敦弘によって生み出された。さらには、「山田孝之のカンヌ映画祭」にも登場した芦田愛菜が友情出演。ドキュメンタリードラマの中でも掲げていた「カンヌ映画祭で賞を獲る」という目標を継続。最終話(3/24オンエア)にて、本年度のカンヌ映画祭にも「正式応募」を果たした。
 山田自身も「この映画には僕の今までの人生とこれからの全てが詰め込まれています」と語る意欲作。本作を監督した松江・山下両監督は「3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています」(松江監督)、「これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です」(山下監督)と自信を見せている。
 全世界の人々に向けた、想像を超える摩訶不思議な映画体験を味わおう。

 ■監督:松江哲明、山下敦弘
 ■出演:山田孝之
 ■友情出演:芦田愛菜
 ■配給:東宝映像事業部

 ■制作:テレビ東京 C&Iエンタテインメント

 ■公開
 全国公開中

 © 2017「映画 山田孝之」製作委員会


オフィシャル・サイト
 http://www.tv-tokyo.co.jp/yamada_cannes/takayuki_yamada_the_movie_3d/ (外部サイト)



(オフィシャル素材提供)



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