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舞台挨拶・イベント

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『結婚』完成披露試写会

2017-06-10 更新

ディーン・フジオカ、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子
貫地谷しほり、西谷真一監督

結婚kekkon

配給:KADOKAWA
6月24日(土)ロードショー
© 2017「結婚」製作委員会

kekkon 映画『結婚』の完成披露試写会が都内にて行われ、本作で主演を務めたディーン・フジオカと共演者の柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子、貫地谷しほりと西谷真一監督が登壇した。ディーンが客席から登場すると、ほぼ女性客で埋まった会場から黄色い声援が上がった。ディーンは笑顔でファンとハイタッチしながら舞台に上がった。

 本作は、直木賞作家・井上荒野の小説を原作に、完璧なルックスと知性、匂い立つ色気で女性たちを虜にする結婚詐欺師・古海健児(ディーン)と、彼の魅力に翻弄される女性たちの姿を通して、人間の孤独や欲望を描き出す。

kekkon ある時は小説家、またある時は空間コーディネーターと、次々と姿を変え、女たちを騙していく結婚詐欺師・古海(うるみ)を演じたディーンは「結婚詐欺は犯罪です」と前置きしてから、「でも古海が結婚詐欺師になった理由や歴史があって……。キャラクターを掘り下げる中で、古海に対して共感できる部分があったり、どこか放っておけない……。そんな魅力的なキャラクターになったら良いなと思いながら演じました」と役作りを振り返った。客席からは「騙して~!」とファンから声がかかり、ディーンは「騙して~って!?」とおもわず苦笑。

 ディーンと共演した女性キャストからは「ディーンさんは、ずっとディーンさんでした。常に完璧!」と次々に称賛の感想が続く。

kekkon ディーンと2度目の共演となる萬田は、「ディーンが遠いところを見ている姿が好き」と告白。さらに「ディーンが結婚詐欺師だったら、分かっていても最後まで騙され続けてあげようと思う」と続けたので、同意見だと思われる会場のファンから大きな拍手が起こった。

 実生活で既婚者であるディーンは、結婚について聞かれると「結婚って、“誓い”ですよね。より良い未来を作るために努力を続ける……そんな感じですかね」と自論を披露した。

kekkon ディーンと3度目のコラボとなった西谷監督は「ディーンさんは、今後の日本映画界を背負っていく人だと思う。背中に1本筋が通っていて、地に足の着いた役者で、会うたびに成長していて、今回の映画の芝居は難易度が高かったのに、見事にクリアしてくれ感動した」と絶賛し、今後の活躍にも大きな期待を寄せていた。

 ディーンは主題歌「Permanent Vacation」も担当。「心を込めて作りました。古海の心理状態というか、胸の内を描写できればいいと思っていたし、最後エンドロールで流れた時、作品の一部になれているかが重要だった。音も焦燥感、衝動だったり、分からない具合を歌に込めました」としっかりアピールしていた。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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