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舞台挨拶・イベント

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『破裏拳ポリマー』初日舞台挨拶

2017-05-14 更新

溝端淳平、山田裕貴、原 幹恵、柳ゆり菜、長谷川初範、神保悟志
坂本浩一監督

破裏拳ポリマーpolimar

配給:KADOKAWA

© 2017「破裏拳ポリマー」製作委員会

 映画『破裏拳ポリマー』が初日を迎え、都内で行なわれた上映後の舞台挨拶に主演の溝端淳平、共演者の山田裕貴、原 幹恵、柳ゆり菜、長谷川初範、神保悟志、そして坂本浩一監督が登壇。作品のテーマでもある“転身”にちなんだトークで盛り上がった。

polimar 本作は「科学忍者隊ガッチャマン」シリーズや「キャシャーン」など数多くの人気アニメを生み出してきたタツノコプロ創立55周年作品。“破裏拳”の達人である鎧武士(溝端)の活躍を描くSFアクション。

 アクション・ヒーローに挑戦した溝端は「一昨年の夏、坂本監督のご指導のもと、汗だくになりながらアクションの訓練をして、昨年の冬、凍えそうになりながら撮影しました。いろいろな人に支えられて今日この日を迎えられました」と感無量の面持ちで挨拶。

 続いて、刑事・来間譲一役を務めた山田も「監督、キャストの方々、スタッフさんたちと一緒に和気あいあいと楽しく撮影できました」と撮影時を振り返った。

polimar 当日は、ヒーローである破裏拳ポリマーが変身ならぬ”転身”して戦うことにちなんで、「自分が転身したら何をしたいか」というテーマでトーク・セッションが繰り転げられた。

 溝端と山田には「宇宙のヒーローに転身! どんな敵と戦いたい?」という質問を投げかけられた。特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」で宇宙を守るヒーローを演じていた山田は、「今、宇宙でアライグマが暴れているんで、アイツを倒したいですね」と公開中の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を抜いて映画ランキングの第1位になりたいと『破裏拳ポリマー』を強力プッシュする。

polimar 一方の溝端は「怖いエイリアンとかは嫌だなぁ。ラムちゃん(「うる星やつら」)がいいですね(笑)。罰を受けても電気ショックなら耐えられると思うし、ラムちゃんにやられるなら幸せ」と笑顔で妄想を膨らませていた。

 女性陣には「異性に転身! 何がしたい?」という質問が。原は「女の子をナンパしてみたい」と話し、山田が女の子役を買って出てその場で実践。原が山田を見つめ、「すごいタイプで、ひと目見た瞬間に素敵だなって思って……」とテレながら告白。そのとき、山田が「もう我慢できねー!」と原に抱きついたので、溝端があわてて制した。山田はMCから「男は出さないで下さい」とツッコまれ、会場は大爆笑。

polimar 一方の柳は、「匂いを嗅ぎたい。鎖骨と谷間の三角形のところが、一番フェロモンが出ている場所だと思う。ちゃんといい男なのか、自分で嗅いで確かめたい」と話すと、溝端は「ここのトライアングル?」と山田の胸元をクンクン嗅いでみせたので、会場は大爆笑だった。

 最後に溝端が「興奮するところも、泣けるところも、笑えるところもあるエンタテインメント性の高い作品になりました。多くの方に観ていただきたいです。この作品がこれからも続いていけるように応援よろしくお願いします」と客席に向かって呼びかけ、イベントは終了した。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)


映画『破裏拳ポリマー』

 (2017年、日本)

 ■イントロダクション
 70年代前半、一世を風靡した空手&カンフー・ブーム。ブルース・リー、千葉真一、倉田保昭、そしてアニメの世界には、あの男がいた。怪鳥音とともに繰り出されるパンチとキックの肉弾アクション。他の追随を許さない唯一無二のヒーロー、その名は破裏拳ポリマー。ガッチャマン、キャシャーン、ヤッターマンを生んだ、タツノコプロ史上最もフィジカルなアイツが帰ってくる!
 ヒーローのルックにして拳法の達人、探偵にして放浪のストリート・ファイター。原作をアレンジしつつ、少年の心をくすぐりまくる欲張りな設定で、衝撃のアクション世界を創り出したのは坂本浩一監督。長年アメリカを主戦場とした彼が、原作のカンフー・アクションへのリスペクトに加え、現代ハリウッドのハード・アクションのエッセンスを詰め込んだ。
 主演は溝端淳平。“師匠”坂本浩一と4ヵ月間みっちり取り組んだ格闘トレーニングを経て、ついに実写で甦った奥義・破裏拳を駆使して悪を倒す姿は観る者の心を奪わずにはおかない。これは日本のヒーロー・エンタテインメントの新たな発現! CGでは到達しえない接触型アクションの迫力に酔いしれろ!

 ■ストーリー
 過激化する組織犯罪に対抗するため、警視庁と防衛省は極秘裏に提携し、重火器の無効化という防御能力と、単体で軍をも破壊できる絶大な攻撃力・機動力を持つ特殊装甲スーツ「ポリマースーツ」を開発していた。しかし、身につけたものが人知を超越した最強の力を手にいれられることに危険性を感じた当時の警視総監は、開発を中止し、ポリマースーツは日の目を見ないはずだった……。
 月日が経ち、新たに就任した警視総監の指示により警視庁は、ポリマースーツの開発を再開する。しかしテスト版ポリマースーツのうち、盗まれた3体が、犯罪に使われ出してしまう。悪用されるポリマースーツを奪還するためには、手元に残ったオリジナル版かつ、完全版である1体を使うしかないが、このポリマースーツを起動させるためには、ある男の「声」でダイアローグコードを発する必要がある。
 その男とは、破裏拳流奥義を身につけ海外を転々とわたり歩く男・鎧武士(溝端淳平)であった。やがて正義の戦いの中で明らかになる国をも転覆させる大きな陰謀。戦い、裏切りを経て、明らかになる過去。そして赤いポリマースーツの秘密とは――。

 ■原作:タツノコプロ
 ■監督:坂本浩一
 ■脚本:大西信介
 ■主題歌:「悲しみ無き世界へ」グッドモーニングアメリカ(日本コロムビア/トライアド)
 ■出演:溝端淳平、山田裕貴、原 幹恵、柳ゆり菜、神保悟志、長谷川初範ほか
 ■配給:KADOKAWA

 ■公開
 新宿バルト9ほか全国ロードショー公開中

 © 2017「破裏拳ポリマー」製作委員会


オフィシャル・サイト
 polimar.jp (外部サイト)





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