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作品紹介

トップページ > 作品紹介 アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

2016-10-20 更新

原題:Der Staat gegen Fritz Bauer
アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男bauer
© 2015 zero one film / TERZ Film


イントロダクション

bauer ナチスの戦争犯罪の徹底追及に人生を捧げたフリッツ・バウアーの孤高の闘いを、モサドや敵対勢力との息づまる駆け引きを絡めて描いた本作は、上質なミステリー映画さながらのスリルと知的好奇心をかき立てるとともに、人間の尊厳や正義といった普遍的なテーマを力強く伝え、現代の観客の胸を熱くせずにおかない。1961年のアイヒマン裁判を扱った『ハンナ・アーレント』、1963年~1965年のアウシュビッツ裁判を題材にした『顔のないヒトラーたち』といった近年日本で大ヒットしたドイツ映画の“前日談”的ストーリーは、歴史映画ファンにも必見の一作。

 。鉄の意志を持つ主人公フリッツ・バウアーを演じるブルクハルト・クラウスナーは、『白いリボン』『パリよ、永遠に』『ヒトラー暗殺、13分の誤算』などのほか、ハリウッド大作『ブリッジ・オブ・スパイ』にも出演しているドイツ映画界の大スター。また『東ベルリンから来た女』『あの日のように抱きしめて』で日本でも知られる存在となったロナルト・ツェアフェルトが、若き検事カール・アンガーマンを繊細に演じている。

ストーリー

 1950年代後半のドイツ・フランクフルト。検事長フリッツ・バウアーはナチスによる戦争犯罪の告発に執念を燃やしていたが、未だ大勢の元ナチス党員が政治の中枢に残りあらゆる捜査は遅々として進まなかった。

 そんなある日、バウアーのもとに数百万人のユダヤ人を強制収容所送りにした親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する手紙が届く。アイヒマンの罪をドイツで裁くため、ナチス残党が巣食うドイツの捜査機関を避け、イスラエルの諜報機関モサドにコンタクトをとりアイヒマンを追い詰めていく。

 しかしその頃、フランクフルトではバウアーの敵対勢力が、彼の失脚を狙って狡猾な謀略を巡らせていた……。


(2015年、ドイツ、上映時間:105分)

キャスト&スタッフ

監督:ラース・クラウメ
出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト、リリト・シュタンゲンベルク、イェルク・シュットアウフ、セバスチャン・ブロムベルクほか

配給
クロックワークス/アルバトロス・フィルム
2017年1月7日(土)、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

オフィシャル・サイト
eichmann-vs-bauer.com (外部サイト)

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