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作品紹介

トップページ > 作品紹介 イノセント15

2016-10-02 更新


イノセント15innocent15
© 2016「イノセント15」製作委員会

イントロダクション

 『イノセント15』は、現代の地方都市を舞台に、とある秘密を抱えた同級生の2人が織りなす、これまでにない切なさを持ったラブストーリーとなっている。

innocent15 虐待、ゲイなど、現代の社会問題の暗部を寄辺のない目線で描きながらも、一コマ一コマが絵画のように美しく、観客の視線を画面に釘付けにする。そして、まるで「絵を見つめるだけで泣ける」ように、登場人物たちの表情が、台詞よりも雄弁に観客に訴えかける。「青春映画」、そして「アート映画」の側面を持ちながらも、生きるとは何か、人を愛するとは何か、という永遠のテーマを正面から問いかける、重厚な純日本映画の誕生である。

 監督は舞台演出家出身の甲斐博和。映画を自己流で学びながらも初監督作品「hanafusa」で、「いつか読書する日」などの監督作品で知られる緒方明監督に「号泣しました」と言わしめ、日本最大級のインディペンデント映画祭、ぴあフィルムフェスティバルにて2009年、審査員特別賞を受賞。その後も短編・中編の作品で水戸短編映像祭グランプリをはじめ、ゆうばりファンタスティック国際映画祭、仙台短篇映画祭、大阪CO2映画祭(現大阪アジアン映画祭)など、国内の主要な映画祭で受賞・入賞を続けてきた甲斐博和監督が、満を持して放つ長編作品。

 CX「恋仲」にて、あどけないルックスで注目を浴びた、新進気鋭の若手俳優、萩原利久(17)。PV、CMなどで存在感を示しながらも、自らも監督をこなす才気あふれる女優、小川紗良(20)。萩原利久は映画初主演、小川紗良は映画初出演ながら、圧倒的な存在感を見せ、難しい役どころを魅力たっぷりに演じている。

ストーリー

 とある地方都市の、小さな町。季節は冬。

innocent15 岩崎銀(15)は、野球好きの中学3年生。学校には行かずにブラブラしているミン、ユウキとつるんでいる。そんな銀は、同級生の佐田成美(15)に突然告白される。しかし断る銀。不思議がるミンたちだが、銀は女の子に興味が無さそうである。

 一方、銀に振られても屈託のない素振りの成美。しかし、家に帰ると「高校なんて行かずに風俗行けば?」と母親である佐田律子に言われるなど、居場所が無い。さらには律子の恋人、神林アツシにその性を売られようともしていた……。


(2016年、日本、上映時間:88分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本・編集:甲斐博和
出演:萩原利久、、小川紗良、影山樹生弥、中村圭太郎、信國輝彦、木村知貴、久保陽香、山本剛史、本多章一、宮地真緒ほか

製作・配給・宣伝
TOCA.TOKYO
12月17日(土)より、テアトル新宿にてレイトロードショー決定!

オフィシャル・サイト
innocent15.toca.tokyo (外部サイト)

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