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『少女』LINE LIVE&スペシャル対談

2016-07-10 更新

GLIM SPANKY、三島有紀子監督

少女shoujo

配給:東映
10月8日(土) 全国ロードショー
© 2016「少女」製作委員会

 原作・湊かなえ×主演・本田翼、山本美月×監督:三島有紀子が贈る、この秋最大の話題作『少女』が映画化し、10月8日(土)より全国ロードショーとなる。7月8日(金)、GLIM SPANKYが20時30分からのLINE LIVEに出演し、三島有紀子監督とスペシャル対談を行った。さらに、映画『少女』主題歌「闇に目を凝らせば」をアコースティックで生演奏を披露した!

 対談では、主題歌「闇に目を凝らせば」について、依頼した理由、制作する上で苦労したことや、制作秘話などについてのトークを繰り広げた。三島監督、GLIM SPANKYのそれぞれが熱い想いを持って挑んだ曲作りに対し、コメント欄には、「映画館いかなきゃ」「(監督の)他の作品もぜひ観てみたい!」「10月8日が待ちきれないー!」「GLIM SPANKYの世界観最高!」など映画や主題歌を楽しみにする声が多数あがった。

 そして、番組後半にはLINE LIVEでの生中継配信は2万2925人以上が視聴する中、主題歌「闇に目を凝らせば」の生演奏がスタート。演奏中、コメント欄には「映画予告と同じくらい、ゾクゾクした。GLIM SPANKY大好きっ!」「いいねぇ!この曲! 映画『少女』の世界観にぴったり!」「かっこいい!!」「アンコール!」などなど絶賛のコメントで溢れかえった。また、今回の「闇に目を凝らせば」の生演奏はメディア初披露となる。

 生演奏を終えるやいなや、三島監督は「いやー、やっぱりいい曲だなと思いました!!」と笑顔でコメント。最後に、亀本は「映画本編はもちろん、エンディングでこの曲始まるときに“わぉ!”っとなってほしいです!」と語り、松尾は「10月8日の映画『少女』をぜひ観に来てほしいです!」と締め、本イベントは終了した。



GLIM SPANKY新曲初披露! 映画『少女』主題歌「闇に目を凝らせば」ミニライブ

■最初に湊さんの原作を読んだ時どのように感じましたか? 意識した点はありますか?

三島有紀子監督: もともと“闇”というものが大好物なんです。湊かなえさんは基本的に人間の闇を描いていらっしゃる作家さんなので、そこに挑んでみたいという気持ちが強くありました。
 あと、闇を描くにあたって、ただダークというよりは、儚く、どこまでも単味で、美しいからこそ闇が深いということを映像で表現できたら良いなと思って撮影していました。


■主題歌をGLIM SPANKYにお願いした理由は?

三島有紀子監督: まず、ラジオで聞いたのがきっかけで、GLIM SPANKYさんのライブを観せていただきました。もともと自分自身がロックやブルースがすごく好きで、松尾レミさんの声も大好きでライブを観に行ったんですが、そこで「velvet theater」を聞いたときの興奮が忘れられなかったんです。非常に歌詞が文学的で、アレンジが渋くて……すごく良いなと心を惹きつけられて、このままずっと聞いていたいと思ったのが最初でした。


■主題歌のお話を頂いた時の率直な感想は?

松尾レミ: 最初台本を頂いて、編集段階の映像を曲作りの最初で頂き、観させていただきました。(映像を)一度観ただけで、この映画にのめり込んでしまいましたね。美しいからこそ、儚くて残酷で……昔から人間が追い求めていて、手を伸ばしても手に入れられない美しさと儚さがそこにあると思いました。こんな素晴らしい映画に自分の歌が入るのが本当に光栄なことだなと思いましたし、まず、映画自体もそうですが、監督のファンになりました!


■監督とはどのようなイメージを共有して、歌を作られたんですか?

松尾レミ: 闇を歩いている感じやダークでブルージーであるというイメージを共有しました。

三島有紀子監督: キーワードとして、「夜の綱渡り」という言葉が映画の本編で出てくるんですが、“明けない夜の中で、危うい感じで綱渡りを続けている”、そんな感情をGLIM SPANKYらしいロック&ブルースでやってほしいとお願いしました。
 あと、よくあるんですが、映画の最後に全然合ってない歌が流れるのがすごく嫌で……(笑)。
 この『少女』という世界観をGLIM SPANKYさんが表現してくださるからお願いしてるので、GLIM SPANKYさんもこの映画の登場人物となって、この映画に入っていく感じでとお願いしました。文学的な世界を二人とも持ってらっしゃるので、どんどんイメージが広がりましたね!

松尾レミ: 監督はいつも瞳がキラキラしていて、同じクリエイターとして監督の人間性が素敵で一緒に仕事ができて本当に幸せでした。ずっと良い作品を作るためのミーティングをしていたので、気持ちの良い現場でしたね。


■良い意味で、たわいもない話はしましたか?

松尾レミ: オーディションで監督が忙しい時に「子役はどう選ぶのか?」とか「音楽と映画はどう絡って作品になるのか」などクリエイトな話をしていました。
 私はイメージ共有することを音楽作りのときに一番大事にしていることだったので、監督と常にイメージを共有できて、(スタッフ)みんな同じ方向を向いて作ることができて楽しかったです!

亀本寛貴: 今までいろいろな作品をやってきましたが、正直この曲が一番難しかったです。他の作品だと通常、秒数くらいしか制約が無いんですね。でもこの曲に関しては、監督から「歌で始まってほしい」ということで初めからアカペラで始まったり……僕はアコースティックギターを使いたいと思ったんですけど、監督から「アコースティックギターじゃない感じで」と依頼を受けて……あ、これは難題だぞ……と(笑)。逆に難しかったんですけど、作り終えてみて、頑張ったなという気がしましたね!

三島有紀子監督: 本当にありがとう……!

松尾レミ: 私は逆にかなり得意な世界観でした。歌詞の世界観やもともとGLIM SPANKYでデビューする前から作っていた歌詞の世界観を良いと言ってくださって、監督がこういうイメージでということだったので、絵画を書くイメージで曲作りができました。
 あとCDだと弦が入っているんですが、チェロの四家(しか)さんのチェロがアバンギャルドに演奏してもらいました。それで、自分たちでチェロはこういう風に当てはめてみようと考えたり、歌詞に当てこんで実験しながら作っていましたね。

亀本寛貴: なんで難しかったのか考えてみたら、自分の想像の範囲内にない演出だったんですよね! 試写で完成した作品を観たんですが、こういうことだったのか!と。自分で作ったけど、出来上がったものをみてすごく興奮しました。

松尾レミ: 早く映画館にチケットを買って観に行きたいですね!


■普段依頼されて、内容を指示されて作ったことはありますか?

松尾レミ: 映画やアニメなどやったことがあるんですが、三島監督は芸術家なんですよね。まるで芸術を作るようなやりとりだったので、他作品とは少し違いましたね。嬉しかったですね。


<LINEユーザーからの質問>

■一番気に入っている(歌詞の)フレーズは?

松尾レミ: 物語を書くように書いたので……全部です(笑)!

三島有紀子監督: 自分の言葉をもっていますよね。表現や情景が見えますし、その中で叫びみたいなものが伝わってくるのが何より魅力だと思います。


 新曲「闇に目を凝らせば」は、7月20日(水)発売のセカンド・アルバム『Next One』に収録され、7月8日(金)0時から先行配信がスタート。『Next One』のプレオーダーも実施中!



(オフィシャル素材提供)



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