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作品紹介

トップページ > 作品紹介 『ディストラクション・ベイビーズ』

2016-05-03 更新


ディストラクション・ベイビーズdistraction-babies
© 2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会



イントロダクション

 剥き出しの魂が沸騰する。路上でいきなり見知らぬ人間に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者。その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及んでいく“恐るべき子供たち”――。脳髄がくらくらする衝撃、まさにこの映画自体が事件。日本から世界を震撼させる鮮烈な青春映画の登場だ。

distraction-babies 監督は新鋭ながらすでに高い評価を得る鬼才・真利子哲也。『極東のマンション』など初期の自主映画で伝説を作り、東京藝術大学大学院の修了作品『イエローキッド』がロードショー公開。大ブレイク直前のももいろクローバーが出演した怪作『NINIFUNI』はロカルノ(スイス)やロッテルダム(オランダ)の国際映画祭で特別上映されるなど、そのエッジーな作風に国内外で中毒者が続出。若くしてカルト的人気を誇る日本映画界の最終兵器だ。

 才能は才能を呼ぶ。監督の磁力と惹き合うように、いま最も注目される若手・新鋭俳優陣が集結。

 最強のドリームキャストが奇跡的にそろった。狂気と表裏一体のピュアネスを湛えるカリスマ的主人公・芦原泰良には、柳楽優弥。おのれの欲望に忠実に、強そうなヤツを見つけては喧嘩を挑む過剰な生命力にあふれたアウトサイダーであり、超人的なダークヒーロー。『誰も知らない』でデビュー以降、常に高いハードルを自らに課してきた柳楽にとって新たな代表作となった。

distraction-babies そんな泰良の相棒となり事件を加速させていく高校生・裕也には、菅田将暉。『そこのみにて光輝く』など多数の話題作に出演し、変幻自在の活躍を見せる彼が若手演技派No.1の実力を遺憾なく発揮する。泰良たちの危険な遊びに巻き込まれる少女・那奈には『渇き。』『バクマン。』など時代のミューズとして輝く小松菜奈。姿を消した兄・泰良を探す弟・将太には、『2つ目の窓』でデビュー以降驚異的に進化し続ける村上虹郎。さらに池松壮亮、でんでん、北村匠海、三浦誠己など、各世代を代表する硬質の名優たちが脇をガッチリ固める。

ストーリー

distraction-babies 愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、ふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す――。

 それからしばらく経ち、松山の中心街。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。街の中で野獣のように生きる泰良に興味を持った高校生・北原裕也。彼は「あんた、すげえな!オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。

distraction-babies こうしてふたりの危険な遊びが始まった。やがて車を強奪したふたりは、そこに乗りあわせていたキャバクラで働く少女・那奈をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へ向かう。

 その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を捜すため、松山市内へとやってきていた。泰良と裕也が起こした事件はインターネットで瞬く間に拡散し、警察も動き出している。果たして兄弟は再会できるのか、そして車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは―――。


(2016年、日本、上映時間:108分、R15)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:真利子哲也
脚本:喜安浩平
出演:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮、北村匠海、三浦誠己、でんでん ほか

配給
東京テアトル
2016年5月21日 テアトル新宿ほか全国公開!

オフィシャルサイト
distraction-babies.com (外部サイト)

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