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作品紹介

トップページ > 作品紹介 マクベス

2016-04-14 更新

原題:MACBETH
マクベスmacbeth
© STUDIOCANAL S.A / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015

イントロダクション

 ウィリアム・シェイクスピア没後400年にあたる2016年、人類史上最も偉大な作家の最高傑作『マクベス』が、荘厳なスペクタクルとエモーションをみなぎらせてスクリ―ンに多大な影響を与え、黒澤 明、手塚治虫、蜷川幸雄らも翻案作品を発表してきた至高の名作が、『英国王のスピーチ』の製作者が率いる一級のスタッフ&キャストの手で新たに映画化!

macbeth 王座をめぐり野心に取り憑かれた将軍・マクベスと、夫の野心を操る妻の心理をリアルに探究した物語は、何世紀もの時を超えて現代人の心を激しく揺さぶり続ける、シェイクスピアの4大悲劇の傑作の一つと呼ばれる本作。手を血に染め、野心と欲望に苛まれながら次第に狂気に満ちていくマクベス夫婦の姿が、まざまざと描かれていく。

 『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされ、その卓越した演技力が注目を集めているマイケル・ファスベンダーと、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』でアカデミー賞®主演女優賞に輝いたマリオン・コティヤールが、マクベス夫妻の狂気にも似た愛の形を鮮烈に体現。虚栄に満ちた人間の弱さ、切なさを滲ませたその迫真の演技は、私たちすべての観客の心の中にもマクベスが存在していることを気付かせ、圧倒的なスリルと感動を呼び起こす。神秘的なまでにアーティスティックなバトルシーンを実現した破格の映像美にも彩られ、まさに誰も観たことのない21世紀の『マクベス』がここに誕生した!

macbeth メガホンを取ったのは、オーストラリア出身のアーティスティックな映像に定評のある気鋭ジャスティン・カーゼル監督。衣装デザインには、『アンナ・カレーニナ』で2013年アカデミー賞®衣装デザイン賞を受賞したジャクリーン・デュランが、中世スコットランドの世界観を完全再現。欧米を中心とした多数のアワードでもノミネートされるなど、高い評価を受けている、映画『マクベス』が2016年初夏、ついに日本上陸を果たす。

ストーリー

 舞台は中世スコットランド。仁徳が高く慈悲深いダンカン王に仕える将軍・マクベスは、反乱軍との激しい戦闘の末、勝利を収める。

macbeth その岐路、謎めいた魔女が現れ、“マクベスは領主になり、そして王になるだろう”という不可解な予言を囁く。ともに行動していた将軍・バンクォーには、“子孫が王になる”と告げた。謎めいた予言を残し霧のように消えた魔女にとまどうマクベスたちの元に、王の使いが到着する。なんとコーダの領主が死亡し、マクベスが領主となるよう勅命が下ったのだ。

 魔女の囁きによって、忠誠心とは裏腹に王座への野望という炎を心に灯してしまったマクベスを、言葉巧みにマクベス夫人が夫の良心を消し去ろうと画策する。そんなとき、ダンカン王がマクベスの城に宿泊する日がやってきた!

 マクベス夫婦の野心が、人間の奥底に潜む魔性のごとき“狂気”をむき出しにしてしまう……。


(2015年、イギリス、上映時間:113分、PG-12)

キャスト&スタッフ

監督:ジャスティン・カーゼル
原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、エリザベス・デビッキ、ショーン・ハリスほか

配給
吉本興業
5月13日(金) TOHO シネマズシャンテ他全国ロードショー

オフィシャルサイト
macbeth-movie.jp (外部サイト)

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