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『NINJA THE MONSTER』先行上映会舞台挨拶

2016-02-20 更新

ディーン・フジオカ、森川 葵

NINJA THE MONSTERninja-monster

配給:松竹株式会社メディア事業部
2016年2月20日(土)~1週間限定上映
© 2015 松竹

 台湾を拠点に活躍し、NH連続テレビ小説『あさが来た』の“五代”役で大ブレイク中のディーン・フジオカが、都内で行われた主演作『NINJA THE MONSTER』の先行上映会に、共演の森川 葵とともに出席した。

 本作は、松竹が若手映画人育成のために発足した「ブルーラインレーベル」で製作され、初めて海外マーケットに狙いを定めたアクション作品。ディーンのブレイクをきっかけに、日本での“逆輸入”での公開となった。昨夏にカナダで開催の第19回ファンタジア国際映画祭でワールドプレミア上映され、すでにアジア数ヵ国での配給も決定している。

ninja-monster 幕府が“忍者禁止令”を発布した江戸時代を舞台に、忍であることを隠す伝蔵(フジオカ)が、幸姫(森川)を江戸へ送り届けるため、謎の“もののけ”との死闘を繰り広げる。メガホンをとるのは、『太秦ライムライト』の落合 賢監督。『超高速!参勤交代』の土橋章宏が脚本を手がける。ハリウッドからも撮影・VFXスタッフが参加している。

 主演の忍びを演じたディーンは「身体的な能力の高さだけでなく、生きることを常に否定し続ける精神状態はどういうものなんだろうということを意識しながら演じました」とコメント。アクションや役作りについては「両手で刀をもつ日本流の殺陣のトレーニングはもちろん、生きることを否定された忍者の精神状態を自分なりに洞察しました。日本の伝統を海外に伝えられるいい機会になったと思います」と語った。

ninja-monster 一方、ヒロイン役の森川は時代劇初挑戦。「浴衣を着ることから勉強しました。藩の重責を担う役なので強い意志と心を持ちながら演じました」とコメント。また、「監督もカメラマンさんも、ディーンさんも英語を話せるので、会話の輪に入れなかった(笑)」と国際色豊かな現場だったことも明かした。さらに、「過酷な現場でしたが、ディーンさんからチョコや干し柿をもらいました」と撮影を振り返った。ディーンも「そういえば、現場で餅もつきましたね」とふたりで撮影中のエピソードを明かしていた。

ninja-monster 最後に本作の見どころについて、「登場するモンスターが本当に美しいんです。映像もきれいなのでぜひ楽しんでください」(森川)。「物語の先の世界に対するイマジネーションが働く作品だと思います。これからこの作品がネクスト・レベルに行けるよう応援しながら観てくれたら、何倍も楽しんでもらえると思います」(ディーン)とメッセージを送った。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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