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作品紹介

トップページ > 作品紹介 サムライフ

2015-03-01 更新


サムライフsomelife
© 2015『サムライフ』製作委員会

イントロダクション

 2002年、長野県上田市。27歳の元・高校教師が自分の夢に向けて走りだした。全財産725円からの「理想の学校づくり」。無謀にも思える夢を持つ主人公ナガオカは、まず学校の設立資金のためにショットバーを開業する。やがて元教え子の4人の仲間を得て、様々な逆境を乗り越えてきた自分の自伝本を出版。さらに周囲の人々を巻き込み、自分の夢の実現のために奔走する。

somelife 一方で、ナガオカは様々な理由で学校に通うことが出来ない子どもたちのカウンセリング活動を行う。現代の教育の枠からこぼれ落ちてしまい、時に自ら命を絶とうとさえする子どもたち。半身不随になり“生きていても仕方ない”と絶望し、さらに恩師や仲間の死を間近に経験したナガオカは、彼らに「生きることを諦めないこと」を伝えていく。夢の実現のために奮闘するナガオカに巻き込まれつつも、4人の若者たちはナガオカの傍に自らの居場所を見出し、成長していく。

 映画『サムライフ』は、一人の若者の夢が仲間に拡がり、その夢を実現させるまでの青春群像劇であり、現在の日本が抱える教育問題に一石を投じる作品だ。

somelife 圧倒的な行動力で周囲を巻き込み、走りつづける主人公・ナガオカには、『許されざる者』や『永遠の0』をはじめ、話題作への出演が相次ぐ三浦貴大。ナガオカと夢を追うことで、自らの生き方を見つけていく仲間には、「あまちゃん」『桐島、部活やめるってよ』などに出演し若手女優の注目株・松岡茉優、「ほっとけない魔女たち」への出演や舞台で活躍する加治将樹、ドラマや映画の待機作が続く柾木玲弥、モデルとしても活躍する山本涼介といった若手注目キャスト。

 さらに、大杉 漣、マキタスポーツ、渡辺大、佐藤めぐみ、きたろう、田中要次といった実力派キャストが参加し、作品に味わい深さを添えている。監督は、『シムソンズ』『しあわせのパン』等のヒット作品のプロデューサーを務めた森 谷雄。原作との出会いから構想7年での初監督作品。原作の舞台である長野県・上田市でオールロケを敢行した。

 原作は、映画の舞台である「侍学園」のモデルとなった「侍学園 スクオーラ今人」の創立者であり、現理事長である長岡秀貴氏による同名本。今もなお、若者を中心に生徒を受け入れている、“日本一小さな学校”の創立についての自らと仲間たちの奮闘をつづったドキュメントだ。

ストーリー

 「“自分で生き方を決める学校”をつくる」それがナガオカの夢だ。半身不随や恩師の死、そして周囲の反対を乗り越え、ナガオカは教師になった。5年後、彼は高校教師を辞め、自分の夢を叶えるために走り出した。

somelife そんな彼の下には、自分の居場所を探していた4人の元教え子が集結。そして、学校設立の資金を集めるために彼らがやったことは、0(ゼロ)からのショットバー開業とナガオカの自伝本の自費出版!

 夢の実現に向け奮闘する一方で、ナガオカは様々な事情から学校に通えない子どもたちと出会う。彼らが抱える問題に向き合い、彼らを救いたいと思いながらも、責任の重さに押しつぶされそうになるナガオカ。

 そんな彼を支えたのは、4人の仲間と妻、そして彼の夢を応援する人たちだった。時に衝突し、時に励まし合い、夢を追うナガオカと仲間たち。学校開校に向け、本気で挑戦した彼らの熱い物語が、今始まる――。


(2015年、日本、上映時間:118分)

キャスト&スタッフ

監督:森 谷雄
原作:長岡秀貴「サムライフ」(HIDBOOKS/ポプラ文庫)
脚本:及川拓郎
出演:三浦貴大、松岡茉優、加治将樹、柾木玲弥、山本涼介、岩井堂聖子、岸井ゆきの、蒼波 純、山田望叶、マキタスポーツ、きたろう、渡辺 大、佐藤めぐみ、大杉 漣ほか

配給
ビターズ・エンド
ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館にて公開中ほか 全国順次公開!

オフィシャルサイト
http://www.bitters.co.jp/samulife/

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