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『あっちゃん』記者会見

2015-02-22 更新

イノウエアツシ、JAMES、KATARU、NABO、ナリオ監督

あっちゃんacchan

配給:日販
2015年2月14日より全国ロードショー
© あっちゃん製作委員会

 本作は、50歳を迎えたイノウエアツシの私生活を中心に、「ニューロティカ」の30年に及ぶ音楽活動を追う。メンバー同士の確執や事務所との契約、実際の給料などを赤裸々に映し出す。本作の制作資金はクラウド・ファンディング・サイト“CAMPFIRE”で全額が集められ、目標金額を大幅に超える940万3669 円が全国から寄せられた。

acchan ニューロティカの結成30周年と、そのフロントマンであるイノウエアツシの生誕50年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『あっちゃん』の完成&公開記念記者会見が、新宿LOFTにて行われ、イノウエアツシ(Vo)、KATARU(B)、NABO(Dr)、JAMES(G)と、同作品を手がけたナリオ監督が出席した。

 ニューロティカは、2014年に結成 30周年を迎えた。バンド・ブーム全盛の1984年に結成、‘90年にメジャー・デビュー。THE BLUE HEARTS、JUN SKY WALKER(S)と並び“80年代ロック御三家”と称されており、氣志團、175Rなどに影響を与えてきた。現在、唯一オリジナル・メンバー のあっちゃんは、普段はお菓子屋の若旦那として働いており、ライブ時にはトレードマークのピエロ姿でパフォーマンスを繰り広げている。

acchan 映画製作のきっかけについて、あっちゃんことイノウエは「バンド結成30周年と50歳の節目に、何かをやってみようという思いでドキュメンタリー映画を作りました。ニューロティカをやる』ということは自分のためでもあり、みんなが楽しむためでもあるというのが僕の答えです」と語った。

 ドラムのNABOは、「(映画製作の)言いだしっぺは僕です。「こうして完成して記者会見できているのが嬉しい」と笑顔を見せた。「あっちゃんは何をおいてもメンバーのことを考えてくれる人。バンドではなくあっちゃんのお菓子屋さんとしての生活など、僕も知らない部分が多かった。発見があって面白かった」(KATARU)、「僕が今まで出会ってきた中で、全ての人に愛される人ってあっちゃんだけ」(JAMES)とメンバーたちはあっちゃんの人柄を絶賛。

acchan メガホンを取ったナリオ監督は、「1年半ぐらいあっちゃんの撮影を続け、今回やっと発表ができてうれしく思います」とコメントし、撮影を振り返って「誰からも愛される“あっちゃん”というキャラクターをクローズアップしました」と説明。さらに、「撮影の終盤であっちゃんが、『メンバーにも家族にも恋人にも言ったことのない話を、この映画で話そう』と言ってくれて。この映画が間違いないものになったと確信しました」と映画への自信をのぞかせた。

 最後にアツシが「50歳でこんなバカをやってる僕の姿を映画で観て、こんなバカをやってても生きていられるんだって分かってもらえればこれ幸いと思う」とメッセージした。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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