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『バトルフロント』
オフィシャル・インタビュー

2014-08-08 更新

ジェイソン・ステイサム


バトルフロントhomefront
© Homefront Productions, Inc. 2013

ジェイソン・ステイサム

 1967年7月26日、イギリス生まれ。当時世界12位だったイギリスの飛び込みチームの最有力選手だった。
 その後、ガイ・リッチー監督の『ロック、ストック& トゥー・スモーキング・バレルズ』(99)で俳優デビューを果たす。リッチー監督の『スナッチ』(01)にも出演し、ブラッド・ピット、ベニチオ・デル・トロと共演する。続いてリュック・ベッソン監督によって、『トランスポーター』(03)の主役に抜擢される。この作品は大ヒットを記録してシリーズ化され、『トランスポーター2』(06)、『トランスポーター3 アンリミテッド』(09)でも主役を務める。
 『アドレナリン』(07)と続編の『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』(09)、批評家にも絶賛されたロジャー・ドナルドソン監督の『バンク・ジョブ』(08)でも主演を果たし、シルベスター・スタローン主演の『エクスペンダブルズ』(10)と『エクスペン ダブルズ2』(12)では、世界最高峰の名立たるアクションスターたちと共演する。
 その他の出演作は、『メカニック』(11)、『ブリッツ』(11)、 『キラー・エリート』(12)、ジェニファー・ロペス共演の『PARKER/パーカー』(13)、『ハミングバード』(14)など。最新作は、『エクスペンダブルズ3』(14)。

 主演ジェイソン・ステイサム、製作・脚本シルベスター・スタローンという、新旧のアクション・スターが超豪華タッグを組むハード・クライム・アクション『バトルフロント』。スタローンから直々にオファーを受けて主演を果たしたジェイソン・ステイサムのインタビューが届いた。


おめでとうございます。素晴らしい映画だと思います。シルベスター・スタローンが自分用に書いた脚本ですが、それをもらった気持ちはどのようなものですか?

 まさにご想像の通り。シルベスター・スタローンはあらゆる分野で成功を収めている。脚本家としても、フィルムメイカーとしても、監督としても、カメラの前の世界では最高の映画スターの一人だ。そういう偉大な人物から個人的なプロジェクトを与えられたら、どんな気持ちかは、ご想像通りだよ。


どのようにオファーされましたか?

homefront 彼は2008年にこれを書いた。でもその当時、「ランボー」シリーズの新作をやろうとしていたと思う。状況は変わる。彼はいつも仕事をし、書き続けている。そこに彼がやりたかったほかの企画が入ってきたんだ。そこでこの脚本は後回しになった。彼は素晴らしい企画になるものを決して手放す人じゃない。でも僕たちはとてもいい関係を築いていたし今でもそうだ。ちょうど『エクスペンダブルズ2』(12)をやっていて、彼が手を緩めてくれたから、僕がやることになったんだ。


あなたのキャラクターには背景となる歴史があります。この役について話してもらえますか?

 彼は海外から異動してきて、アメリカ政府のために働き、よからぬことを企む邪悪な暴走族に潜入している。それが彼の仕事だ。基本的にそこから物語が始まるんだ。彼の家族に悲劇が訪れ、彼は自分の仕事から離れ、娘と失われた時間を取り戻そうとする。それがこの映画で描かれていることだ。彼と娘はいい人生を送れるような場所に移ってくる。そこで出来事が起こるんだ。


ある意味、この映画の構造は『真昼の決闘』(52)のような西部劇に似ています。それについてはどのように思われますか?

 よそ者が町に流れ着くが、彼らは少し雰囲気が違う。地元民は変化を嫌い、彼らは押すべきじゃないボタンを押し始める。全ては校庭での些細な子供の言い争いから始まるんだ。それが触媒となって地元民がもつ悪質な部分が露呈する。そこではいろいろなものが積み重なっているんだ。麻薬やありとあらゆる悪徳や些末な悪事があるが、僕たちは気づいていない。その全てが、僕の過去とつながって正体を現していく。素晴らしい物語だし、多くの点で興味深い。起こっているのはたった一つだけじゃないからね。


素晴らしいアクションがいくつもありますが、どのくらいを自分でやりますか?

homefront 肉体的に可能な限り。ずっとそうしてきた。それが僕の仕事だ。演技はできないかもしれないが、明らかに誰かの頭を回し蹴りできる! 何年もそうしてきたし、僕には歴史がある。子供の頃に格闘技を習った。英国では12年間競技選手もやった。俳優たちが演技学校にいる間、僕は肉体について学んでいた。僕は異なる道を進んできたんだ。自分が慣れ親しんだ歴史の全てを活用しない手はないだろう? どうして椅子に座って誰かがやるのを見ていたいのか。肉体的にやれるなら、ぐずぐずせずにやるべきことをやる! それだけさ。


この映画では、見事に、面白いやり方で叩きのめします。独特な格闘スタイルを学んだのですか?

 映画の格闘であって、本物じゃない。でもとにかく肉体的な暴力を理解しておく必要があるよ。それが機能するように習う必要がある。パンチを出す方法を学ぶんだ。習いに行く俳優たちもいるが、どこまで真実味があるだろう? 格闘技を実際にやった経験があれば、嘘の格闘が観客にとってもっと真実味のあるものになるはずだ。


ゲイリー・フレダー監督との仕事はいかがでしたか?

 素晴らしい監督だ。ドラマがうまい。キャラクターの扱いがうまい。それこそが監督に必要なものだ。


ケイト・ボスワースとの激しいシーンがいくつかあります。彼女は素晴らしかったですね。彼女の演技をどう思いましたか?

 見事だったよ。本物のケイトが見えないほど、恐ろしい。実物とは大違いだ。圧倒される、素晴らしい演技だよ。


ジェームズ・フランコについては?

 ジェームズはいつだってすごい。やること全てが素晴らしい。信用も予測もできない悪い男だと信じさせる素晴らしい演技だ。典型的な悪役じゃない。悪役は一つの演じ方に陥りやすいんだ。邪悪になろうとする。彼は全く新しい興味深い切れ味を見せている。


(オフィシャル素材提供)


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