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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > WOWOW 連続ドラマW「罪人の嘘」完成披露試写会イベント

WOWOW 連続ドラマW「罪人の嘘」
完成披露試写会イベント

2014-07-28 更新

伊藤英明、滝藤賢一、木村佳乃、瀬々敬久監督

zainin

 WOWOWでは8月31日から、連続ドラマW「罪人の嘘」(日曜夜10:00)をスタートさせる。その放送に先立つ7月28日、東京の丸ビルホールにて第1話完成披露試写会が行われ、主演の伊藤英明、共演の滝藤賢一、木村佳乃、監督の瀬々敬久が登壇。舞台挨拶では登壇者から事前にもらったアンケートをもとに、伊藤に対する“公開裁判”も実施された。

 同作は、伊藤が演じる悪名高い高級弁護士の栄光と深い闇を描いた本格的リーガルサスペンス。数々の事件を担当する高級弁護士の笠原卓也(伊藤)は、無実と無罪の狭間を突く類まれなる手腕が認められ、巨大企業の傘下グループが起こしたアレルギー死亡事故の被告側の弁護につくことに。ところが、そんな勢いに乗る笠原は誰にも言えぬ過去の秘密を抱えていた。その秘密が明かされるとき、高級弁護士の栄光の影に隠された闇が浮かび上がる。

 大ヒット映画『悪の教典』「海猿」シリーズの伊藤英明が、裁判に勝つためなら手段を選ばない悪名高い高級弁護士を演じ、対照的な正義感を持つ人情派弁護士を演じるのは、名バイプレーヤーの滝藤賢一。3年にわたる取材をもとに構築した、「人が人を裁く」ことの意味を問う本格社会派ドラマだ。

 さらに、木村佳乃、仲代達矢、筒井道隆、中村 蒼、松重 豊など豪華キャストが脇を固める。監督は、映画『ヘヴンズ ストーリー』(10)でベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界でも高く評価されている瀬々敬久が連続ドラマを初めて手がける。脚本は大ヒット映画『ヘルタースケルター』(12)の金子ありさが担当。

zainin 「人が人を裁くこと」をテーマにした本作について伊藤は、「善悪の判断は時代や国によって違ってくる。自分自身の善悪って何だろうと30秒だけ考えたけれど、よく分からなかったので、セリフを覚えようと思った」と難しい内容に悩んでいた様子で、「撮影も映画と同様に一台のカメラで行われたので、10ページもある同じ場面を4回もやった」と苦労をアピール。そんな中、舞台挨拶中に実施された“公開裁判”で、伊藤は瀬々監督から「撮影中、ことあるごとに『俺はダメだ、引退だ』との言葉を10数回放った」などと告発されると、「愚痴を言ったり、泣き言を言ったりする人間なのでその通り。それが罪ならば僕は引退するしかない」と開き直りの態度で、会場を爆笑させていた。

zainin それでも、そんな現場の苦労がキャスト陣の絆を深めたようで「作品が大変だった分、連帯感が強くなった。回を重ねるごとに面白くなるドラマ。2話以降は1話の3倍くらい面白くなっているし、最終話は1000倍面白いです」と伊藤は完成に自信。また弁護士役初挑戦という滝藤が「弁護士役が初めてで、どう振る舞ったらいいのか難しかったので、伊藤さんと相談しながら」と撮影を振り返ると、伊藤は「あれだけのセリフを家に子供が3人もいて、どう覚えるの?って何回も聞いたよね。しかも台本にも細かい書き込みがあって、こうやって役作りをするんだ、俳優って難しい仕事なんだなぁと思った」と滝藤の打ち込みぶりに他人事のように感激していた。

 一方、“公開裁判”中に伊藤とは3度目の共演という木村から、「いつお会いしても中身は小学校4年生のやんちゃな子供のまま。精神年齢の詐称では?」などと言われ、さらに「私の女性マネージャーに相撲の技をかけていた」との暴露も。伊藤は「木村、俺はもうすぐ39歳になるんだ。もう大人だよ、恥ずかしいだろ?」と頭をかくも、大盛り上がり。一連の容疑に対して客席の裁判員が下した判決は「有罪判決」。有罪判決を受けた伊藤だが、「この有罪判決を聞いたら、家の母親が悲しみます。絶対に記事にしないでくださいね」とおどけていた。

 WOWOW連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日(日曜夜10:00)よりスタート。第1話は無料放送される。

WOWOW 連続ドラマW「罪人の嘘」

 ■放送表記:8月31日(日) スタート 毎週日曜夜10:00(全5話)※第1話無料放送

 ■監督: 瀬々敬久
 ■脚本:金子ありさ
 ■音楽:林祐介
 ■出演: 伊藤英明、滝藤賢一、木村佳乃、中村 蒼、甲本雅裕、柄本時生、竹中直人、松重 豊、筒井道隆、仲代達矢ほか

 ■オフィシャルサイトwowow.bs/zainin

 ■ストーリー: 東京アサイズ法律事務所の弁護士・笠原卓也(伊藤英明)は、連続強姦殺人の容疑で死刑求刑されていた有村弘人(柄本時生)の逆転無罪を勝ち取る。
 明らかに殺意を持って罪を犯した有村を無罪に持ち込んだ笠原に対し、怒りをぶつける遺族とマスコミ。笠原は“法に基づいた判決。責めるなら法を”と冷淡に言い放つ。一方、罪の意識もない有村を許せず、弁護を途中放棄した庶民派弁護士・楠之瀬正志(滝藤賢一)は複雑な思いを抱えていた。
 そんな時、羽根田健三(仲代達矢)率いる巨大企業・日京ホールディングスの傘下である青葉製菓がアレルギー死亡事故を起こす。弁護を依頼された笠原は、あらゆる手段で原告側を追い詰める。そんな笠原のもとに、笠原の昔の弱みを握る松本省吾(渋川清彦)が金の無心に現われる。省吾と、その妹で医者の康子(木村佳乃)とは、児童養護施設で共に育った幼なじみであった。躍進し続ける笠原には誰にも言えない過去があった。


(オフィシャル素材提供)


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